検索窓
今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:251,031 hit

113 涼太side ページ27

3月19日 9時46分





.






「れおーーーーーー。」


「れーーーーおーーーーーー。」








何故かみんな買い物に行って

二人きりの楽屋。


玲於はさっきからずっと携帯と睨めっこ。

さっきからずっとYouTube。









「何?涼太くんそういうのは亜嵐くんに言ってよ。」


「まだ何も言ってないのに。」


「どうせAさんの話でしょ?

最近地方が続いてるから会えないーとか言い出すんでしょ?」


「なんで分かんの。」


「……マジで。聞きあきるほどそういう話聞いたから。」


「えっ、誰から?」






「…涼太くんだよ!!!」







.








最近。


Aさんと会えない。





大丈夫。大丈夫なはずなのに去年とは違うのに。

あの記憶がフラッシュバックする。








.








.







しばらく無言でいると

みんなが帰ってきて。






「涼太くんが話聞いて欲しいってー」


「え、もういいよ。」


「酷くない?隼。」


「だって、会えないー。会いたいー。もうやだー。

しか3週間くらい前から言ってないじゃん。」


「…」


「でもさぁ、実際不安なのは涼太よりAさんじゃない?」


「…分かってる。」


「女の人って結婚とか、気にするらしいし…」


「…分かってる。」









そんな話をしながら俺は次の撮影の準備をして

その後、早便で帰る玲於とメンディーさんを

見送った。

114→←112



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (329 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
394人がお気に入り
設定タグ:バレンタイン , 片寄涼太 , GENERATIONS   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きらら(プロフ) - ほんとに感動しました!とても素敵なお話だと思いました! (2019年2月19日 0時) (レス) id: 5434657b55 (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あかりさん» クリスマスシーズンで街がキラキラしてきてクリスマスが過ぎた頃GENERATIONSのみんなが年末年始テレビで頑張ってる!っていうことをぼやーっと書いたつもりなんです。 ここも結構悩んだところのひとつなので、嬉しいです! (2018年9月6日 0時) (レス) id: dd64a4a9ad (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あかりさん» 桜が散って太陽が葉桜の向こうからギラギラしはじめてそして、夏もすぎてしまって桜の木が紅葉して葉が全部落ちた頃に雪が降ってきて (2018年9月6日 0時) (レス) id: dd64a4a9ad (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - あかりさん» 具体的なコメント嬉しすぎて倒れそうです笑 凄く些細なことでも好きな人となら大切にしたい、乙女心ですよねー笑素敵に愛してる、っていう表現をするあかりさんが素敵です... (2018年9月5日 23時) (レス) id: dd64a4a9ad (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 3の120ページ「そして私達は〜艶やかに木々を彩る暖かさに触れた。」も好きです!!最後の一文はまさに Haruさんワールド だなぁーと感じます(* ´ ▽ `*) (2018年9月4日 2時) (レス) id: a523059ffd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Haru | 作者ホームページ:http://harucat_4466  
作成日時:2016年4月15日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。