Don't need to …

13 涼太side ページ14

「ホントですか？実は私も結構気に入ったんです。」




阪急電車をもってそういったAさん。




本当はもうとっくに

うどんなんて食べ終えてたのにもう少し話がしたくて。







「音楽とか、聞く？」



Aさんが俺のことを知ってるのか気になって聞いてみる



すると



「聞きますよ。

例えば昨日、

《AGEHA》っていうシングルのCD買ったんです。」


と、いたずらっぽく笑った。




「そうなんだ。どのアーティスト？」


知らないふりをして俺がそういうと

彼女は笑って誰もいないことを確認した後、




「GENERATIONSですよ。片寄さん？」


と俺の顔をのぞき込む。






.







.







＿＿ドキッ。

思わず顔がほてるのを感じた。




「ははっ。やっぱりバレちゃってたかぁ。

よくいる顔だからバレないと思ったんだけどなぁ。」



「いないですよ。

そんなにかっこいい方何人もいたら逆に困ります。」








＿ドキッ。



隼に向けての

イラッ。とならぶ本日二回目の出来事。


朝の生放送、やっぱりあってるのかも。なんてね。








.








.







そのとき、

purururu…


突然ポケットでなる電話。

かけたのは、隼。






＿イラッ。


本日三回目のイラッ。

やっぱり、ドキッ。は、イラッ。に勝てないかも知れない。

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