僕達と一緒に治そう☆Part５

忘れられたらと思うけど ページ23

ーAルームー

MH「大丈夫だよ。一緒に手も繋いで居るからね^^」

A「ごほっごほっ、はぁはぁ。」

呼吸の不安定が続いてて嫌がってるけど、一応酸素マスク付けてくれてる

最近不安になったり呼吸の不安定が急に起こるから、それでけいれんにつながったりしたらダメだから気をつけてる

JH「大丈夫？」

MH「今のところは。まだ咳してるけどね。不安がまだあるのかも(撫)」

A「誰か、来る？」

ん？"誰か"ってどういう意味？
涙目で見て震える声で言うから気になる

JH「お客さんかな？何もないよ？いつも僕らAと一緒なのに。」

MH「こういう時に誰か来るの？みんな離れた事ないじゃん。」

そう言ってもまだ落ち着かないような表情

A「しんどかったら来るじゃん…呼ばないで、ね。」

どういう意味？
メンバーなら分かるのかな？
今のAの言葉をカトクで医療ルームに居るメンバーに送る

するとIMが部屋に来た
多分、KHがIMを選んだんだろうけど

IM「呼吸どう？大丈夫？」

A「ねぇ、誰か来る？絶対に、呼ばないで。」

IM「ん？誰を呼んだらダメなの？名前教えてくれないと分からない。呼ぶつもりはないけど、相手から来たら名前知らないと断れないからさ。」

A「名前、、分からない。でも、男の人達。注射持ってるから、怖いから、分かると思う(怯)」

"注射を持ってる"って言葉に僕らは分かった
前の医療チームが来ると思ってる
前のカルテにも頻繁にAが呼吸不安定が続いてる事が書かれてたから

そうなったら多分いつも安定剤を使って寝かせてたんだろうね
注射も安定剤も苦手な理由が分かるよ

MH「大丈夫だよ。呼ばないから。それに相手から来ても断る。だから、そんな人達の言葉忘れて(撫)」

A「断ってみんなに怒るかもしれない(怯)」

IM「それでも僕らの方が強いのは分かるじゃん？そんなに僕ら弱いですか？」

A「でも、怖い人達で、、」

MH「ここにはもっと怖い人のが多いよ。僕は闇になると怖いって言われるけど、KHはいつもだからねー。」

KH「いつも怖いのが凄いよなぁ。」

うきゃーーー

IM「もっと学んで言ってください。」

A「だいじょうぶ、だよね。」

KH「当たり前だろ。心配すんな(撫)」

不安になるのも分かる
それが当たり前の毎日で、痛みを耐えてたんだもんね

でも、もう大丈夫だからね

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