次回！ダンジョンスライムは降参する！ ページ33
「奥で泣いてますよ…？」
なんか可哀想に思えてきたハヤト…
「涙も金かよ…」
舌打ちするシルヴァ
「見ろよあいつ…頭に偉そうに冠付けてるぞ…」
流石に引き気味のクドさん
「全部金とか…ないわー…」
ヒソヒソ話す連中…
「ふむ！あの玉座は中々…悪趣味だな！」
でかい声のイグニス…
「き、聞こえてますよ！イグニス！」
フォローするカシュ…
精神的に脆い金のスラリん…
「あっ！消滅しますよ！心は金じゃないんですね！うっわー！」
「冠付けてるんだろ！踏ん張れよ！！」
「これから叩かれるんだぞ…スライム」
「もうやめてあげてーー！！！」
ハヤトの叫びが響いた…
こうしてスライムからお金をたんまり頂いた一行が向かうのは…
温泉宿…
「全員同室なんですね〜」
シルヴァがやっぱり…という感じで唸る
窓から見えるのは温泉…。
「温泉付きか…｣
「男共先に入っていいわよ〜、私たち大浴場に行くから♪」
カシュを連れて部屋から出て行くリヴァ
「…白いの」
真面目な顔のイグニス…
「なんですか…」
「往くぞ」
恐らくは覗き、
「逝きましょう！」
協定を結んだ金と銀…
「おっ、いいね〜！青春みたいで！」
クドも何故か乗り気。
「俺はいいっすよ！あとが怖いんで！」
ハヤトは部屋で待つことになった…
「なんか…お姉さんみたいです、リヴァ様」
「ほら、目を閉じてないとシャンプー入るわよー」
カシュの長い髪をシャンプーで洗ってます。
「はい…」
廊下の道中…
「今更、リヴァの裸見てなんの得があるんだ…？」
ド正論を叩き込むアレフ。
「冷静になればリヴァは毎年裸みたいなもんですよね…」
「…まさか、嬢ちゃんアヴァロンでも服きてなかったのか！？」
「…？あれがデフォではないのか！？」
見慣れた男共…。家では服を着ていないリヴァ…。
「何やってるの…？」
風呂から出てきたリヴァとカシュ…。
「なんで服着てるんですか！！」
「その方が妖艶とは…」
「おい、皆これが普通だぞ！服を着ているのが普通だ！しっかりしろ！」
ツッコむアレフと動揺して息が止まるシルヴァ
「おい！少年が息してねぇ！息してねぇよ！」
まぁ…見慣れてない方が妖艶ってことはよくあるよね…
「師匠達遅いなー…死んだのかな…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
