蒼剣【創作】4 (ページ37)

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時を戻してページ37

「さて、ではリヴァをどうするか…ですね｣
会議室でシルヴァが告げる
「肩代わりはもう出来ないだろうな」
アレフが言う、椅子に手をかけながら
「しかしまぁ、どうしてここまで放っておいたかな」
クドが呟く、椅子に座りお茶を啜りながら
「仕方ないですよ、リヴァは自分の事は自分でどうにかしたいタイプですから」
「でもよ、一応夫だろ？俺達」
クドの言葉に二人が黙る
「方法考えようぜ、取りあえずあるっちゃあるだろ？」
「ホーマルハウトでもう一回魔力供給を試みる…とかは？ダメですかね」
「それしたらシルヴァの負担がデカいだろ、下手したらお前が消えるぞ」
クドが突っ込む
「別にいいですけど」
真顔で即答するシルヴァ
「人柱…みたいになるが…子供を作っていくつか魔力を分ける…みたいなことできますかね…」
「そういう文献は見たことあるが時間が足りないだろ…」
「ん？時間ならありますよ！」
飛んだ思いつき、そう思いついたのだ
「アレフの魔法でリヴァだけの時間を戻して…」
「いや、ダメだ俺の時間操作魔法じゃ不完全過ぎる」
シルヴァが頭を抱える…
「聖なる門(がんぼうき)が使えたら話は別だけどな」
「使えるんじゃねぇかな」
クドが地図を開く、それも城を最深部まで記した地図を
「なんですかこれ…"サボテンに遭遇したら注意されたし"って…」
子供の字で描いてある…
「サボテンってアレだよな？緑色でトゲがついてる…砂漠によくある」
「サボテン…？いや、知らないっすね…そんなもんあったか？」
「遭遇だからエンカウントみたいなものがあるんじゃないですか？」
なにそれ楽しそう…と男3人は思ってしまった…

次回、サボテン探しに地下へGO！