蒼剣【創作】4 (ページ18)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:5,097 hit

新婚生活ってあれだねページ18

はい、結婚式挙げました
一番嬉しそうだったのはルカだったけど
「新居ですね～」
「別に、元々の部屋でも良かったんじゃない？」
また、この人はヘラヘラ笑いながら
「そんな訳に行きませんよ～僕は貴女を閉じ込めておきたいんですから」
あら、怖いヤンデレですか？いいえ、違います
きっと好き過ぎるんですね…
でも不思議と気持ち悪いとは思いません
棚からふとシルヴァのアルバムが落ちる
「このアルバム…っ！？」
「あ、それは…っ」
私の写真です、気持ち悪いです流石に引きます…
顔、引き攣ってますよ
「見なかったことにしよう…そうね、そうしましょう！」
だって怖いですもん…
「リヴァ、愛してますよ」
ほら、またそうやって囁く甘いなぁ
「愛してなきゃ結婚しないわよ」
どうせ先に死んでゆくんでしょうね、えぇ、分かってますとも…
「単身赴任は…キツイですねぇ…嫌だなぁ離れたくない…」
あぁ、条件の事を忘れてました、そうでしたそうでした
「夜帰ってくればいいでしょ？」
責務、執務も終わるでしょうね、その頃には
「朝、寂しくないですか？僕は無理です」
私は全然大丈夫です、朝はアレフと剣の稽古…昼はクドと修道院、夜は貴方、結構忙しいと思うんですけど
「それより、明日からなのよね？早く寝なさい」
「何言ってるんですか！？折角誰にも邪魔されないのに！何言ってるんですか！？」
私はこう思いました…やっぱり、と
彼が言いたいのは夫婦の営み…ようは【自主規制】ですね
「ほら、じゃあ寝なさいよ」
寝かせてしまおう
「僕が受けですか？！いいですよ！かもん！」
そういって彼はベッドに寝るんです、キングサイズの…
私もちょっと失礼して…
「いやね、私無理だと思うのよ…？」
徐にシルヴァが私の手を握ります
するとあら不思議…気絶しちゃいました、

何故かと言うとそういう風に脳が覚えちゃってるんですね…磁石の同じ極が反発するように…
絶頂にも似てますから、まぁ…彼はこれで気持ちいいんでしょうけど
「これで朝まで起きないわね｡」
いや、別にね夫婦の営みが嫌なわけじゃないんです、ないんですけど…彼がこれなのでもう少し先になりそうですね

ちなみに布越しなら大丈夫なんですよ