二百七十五番星 ページ47
キング「足元気をつけて!」
『鳴呼』
このマーメイドスカートとやら…動きにくいな。
オシャレをするための洋服だから仕方ないが、転びそうだ。
キング「着いたよ!此処!」
『おぉ、特等席だな』
城から少し離れた丘の上。ちょうど開けた場所があり、誰もいない。
『盛大だな』
キング「誕生祭、それも王国のだからね」
『それもそうか。
あ、』
キング「へっ、A!?」
ドンドンッ!と花火が上がり始めた為、私は気を取られていた。スカートに足を取られ、転びそうになる。
こんなにも油断していたとは、自分でも情けない。
珍しくキング殿が
どうなったかって?
『……………ごめん』
キング「いやいやいや!
きっ、キミが無事で良かったよ…」
私がキング殿に押し倒されるような体制になる訳で。メリオダスとの一件を思い出してしまう。
暗くて表情はよく読めないが、キング殿が口を開いた。
キング「Aはさ、その……オイラのこと、どう思ってる…?」
『……へっ?』
思いがけない質問に変な声が出た。
どう思っているか……。
キング殿は頼れる。強くて、しっかり者で、それでいて妖精王様。
初めは嫌われているものかと思っていたが、今では互いに心を許している。
命の恩人であり大切な仲間、といった所だろうか。
キング「やっぱり、仲間としてしか見られてないよね」
『それはどういう…?』
仲間としてしか見られていない、?それ以外の見方をされたいということか?
話についていけない。
キング「お、オイラは……
出会った時から、キミのことがっ___!」
ドォンッ!!
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ミルクレープ(プロフ) - 天霧さん» ありがとうございます!受験が近いので低浮上気味ですが、少しずつ更新して行けるように頑張ります!! (2021年12月29日 12時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白かったです。続きがとても気になります。更新待ってます! (2021年12月26日 8時) (レス) @page38 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - こはねさん» ロータスぅぅ!!しかしながら、お話がもう少し進めば再登場します!どんな形なのかはまだ秘密ですが…🤫 推しでしたか!嬉しいです、ありがとうございます☺️ (2021年11月19日 17時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
こはね - ロータスッッ!!私の推しがッッ!!!、 (2021年11月18日 21時) (レス) @page29 id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!嬉しいです✨ 更新頑張ります! (2021年11月15日 14時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルクレープ | 作成日時:2021年9月25日 17時