元星柱は大罪人【七つの大罪】【鬼滅の刃】

四十一番星 ページ45

ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「よかった…いつものメリオダス様だ！」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「なぁ、ここ何処？」


ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「ダルマリーの町です。バステ監獄手前の。
メリオダス様の傷を治すために…」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「そうか。Aの手当てだけでも良かったのに」





ケロッとした態度で言うメリオダス。どんだけ心配したか分かってないな？





『馬鹿野郎。
怪我は何とかなっても、貧血で戦えない状態だったんだぞ。



………つーか早く離れろ！！』


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「悪ぃ悪ぃ」





そう言いつつ、壮観！と私に股がっている。取り敢えずデコピンで弾き飛ばす。

するとホークが、先生の姿が無いことに気がついた。






ﾎｰｸ「バックレやがったか！追うぜ！！」


ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「待って！メリオダス様の傷はまだ癒えていないのよ！？」





先生を追いかけようとするホークをエリザベスが止める。




ﾎｰｸ「エリザベスちゃん、痛い…」


『流石に耳は痛いと思うぞ』




そんな会話をしつつメリオダスの傷を確認するが、怪我はすっかり完治していて、残ってるのは傷痕のみだった。

驚いた。先生は確かに手当てをしていたが、こんなに早く治るものなのか？



違うとしたら、
一、先程のメリオダスの変化によるもの。
二、私の魔力。
三、エリザベスの魔力。



この三つの何れかだが、よく分からないな。





今は先生を追いかけるのが先決。服を着たメリオダスと共に、私達は外へ出た。

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