九十一番星 ページ48
『やっぱ、キング殿凄いな…』
全体的に、着物のような感じにした。
片袖がない、大きく蝶が描かれた紺色の着物。帯は白藤色で、隊服のボタンは帯留めにしてもらった。動きやすいよう、裾の部分は少し捲って足の可動域が制限されないようにしてある。
全くほつれが全くない。これぞ完璧。
『……はぁ、行くか』
もう少しこの感動を味わっておきたかったが、まぁいいだろう。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「ふむふむふーむ。
中々いい具合に露出してるじゃねーか」
『はぁ！？
いっ、何時から居たんだお前！！』
鏡を見て振り返った途端、目の前にメリオダスが現れ、抱きついてきた。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「お前が鏡を見てにやけてた時から」
『にやけてない！！入る時はノックするのがマナーだろ！？
ったく、お前って奴はほんと…』
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「なあ、この服お前が選んだのか？」
『……何だよ急に』
ジトーッと私の
ガチトーンで言わなくてもいいだろうに。
『私が選んだのは色だけで、後はたまに口出ししただけ。ほぼキング殿だ』
本当に素晴らしいセンスだと思う。
それがどうかしたか？と聞くと、メリオダスは納得したような顔になった。何に納得したんだ此奴は。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「成程な。お前がこういうの選ぶ訳ねぇとは思ってたけどよ。
彼奴、意外とむっつりか」
『何をブツブツ言ってんだよ』
心外だ、みたいな顔してこっちみてきたけど無視。
露出っつっても店の制服ほどヒラヒラしてないし問題ない。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「お前、その格好で彷徨くなよ」
『変態店長が何を』
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「制服とはまた違った意味でやべーの」
『意味が分からないんだが。
……分かった分かった、善処する』
じっとこっちを見て来るので、渋々頷く。何がやばいんだかは分からないが、とりあえず頷いておこう。
話をまとめ、下へと降りた。
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マイマイマイキー - とても面白くて、今七つの大罪と鬼滅の刃にはまっていたので探してたんですよ！嬉しい！ありがとうございます！何か思う事があればこの作品を見て息抜きさせてもらってます！ありがとう！ (2021年8月5日 11時) (
レス) id: ce7ca8cbb8 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラの神!!(プロフ) - とても楽しみに待たせてもらいます!! (2021年7月24日 19時) (レス) id: aca1894eb0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - カピバラの神!!さん» やーーーっと返して貰えました！部活の県大会終わったので！これからじゃんじゃん更新していきます！お楽しみに！！ (2021年7月24日 15時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラの神!!(プロフ) - はやく返してもらえるといいですね。枕をぬらしながら待ってます!! (2021年7月23日 20時) (レス) id: 3901f881a5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - メリエリさん» まじですか！！ありがとうございます！超嬉しいです、頑張ります！！ (2021年7月23日 14時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクレープ | 作成日時：2021年5月30日 14時
