七十九番星 ページ36
『分かりました』
エレイン殿の気持ちは充分分かる。私も同じだから。
バンの様に、カナエの様に、悲しい気持ちをさせる訳にはいかない。
ｴﾚｲﾝ「まさか兄さん、この人の事…」
『どうかしましたか？』
ｴﾚｲﾝ「ふふっ…ううん、何でもないの。
あぁそれから、エレインって呼んで？私もAって呼びたいし、敬語も外してほしいわ」
コロコロと表情を変える辺り、女の子なのだなと感じる。こんな素敵な人と話せる私も、運がいいのかもしれない。
ロータスはよく分からないが。彼奴は警戒しなければならないな。
『そうだな。これから宜しく、エレイン』
ｴﾚｲﾝ「えぇ。
……終わった様ね。皆の所へ行ってあげて」
『ありがとう』
水晶に暗器が次々と刺さり、崩れ落ちていく。エレインの言葉に甘えて、彼奴らの所へ行くとするか。
まだ所々痛む体を起こし、砂埃を払う。
振り返ると、エレインは見えなくなった。
・
・
ﾎｰｸ「お前ら、こりゃまた派手にやったなぁ！」
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「お怪我はありませんか！？」
歩いて行くと、丁度ホーク達も合流した様だ。
怪我はしているが、二人共軽傷で良かった。
『流石です、キング殿』
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「A…A！その怪我は！？」
『……ちょっと転んだ』
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「えぇっ、大変！」
ﾎｰｸ「嘘に決まってんだろ！転んだだけでAちゃんが大怪我するかーっ！」
まぁ色々とな、と言うと納得はしてくれなかったが、無事でよかったと言ってくれた。
ｷﾝｸﾞ「……別に」
ありがとうございますと口パクで伝えるも、素っ気なく返される。私は嫌われているのだろうか。
するとその時、ガラガラッと何かが動く音がした。
ｷﾞｰﾗ「この至近距離では…霊槍の防御を以てしても
『キング殿！！』
ｷﾝｸﾞ「なっ…！？」
ギーラが傷だらけになりながらも、魔力を発動させてキング殿の元へ襲いかかる。
エレインと、約束したばかりじゃないか。その一心でキング殿に抱き着き、攻撃から庇う。服が少し燃えてしまった。
しかし、反撃するのは私じゃない。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「お前がな」
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マイマイマイキー - とても面白くて、今七つの大罪と鬼滅の刃にはまっていたので探してたんですよ！嬉しい！ありがとうございます！何か思う事があればこの作品を見て息抜きさせてもらってます！ありがとう！ (2021年8月5日 11時) (
レス) id: ce7ca8cbb8 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラの神!!(プロフ) - とても楽しみに待たせてもらいます!! (2021年7月24日 19時) (レス) id: aca1894eb0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - カピバラの神!!さん» やーーーっと返して貰えました！部活の県大会終わったので！これからじゃんじゃん更新していきます！お楽しみに！！ (2021年7月24日 15時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラの神!!(プロフ) - はやく返してもらえるといいですね。枕をぬらしながら待ってます!! (2021年7月23日 20時) (レス) id: 3901f881a5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - メリエリさん» まじですか！！ありがとうございます！超嬉しいです、頑張ります！！ (2021年7月23日 14時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクレープ | 作成日時：2021年5月30日 14時
