四十八番星 ページ4
＿＿＿＿＿「団長を返せッ！！」
『ぐぅッ…！』
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「A！？」
ディアンヌ殿は、やはり私達が見えていない様子。メリオダスに向かって蹴りかかり、それを避けられると全力で殴りかかった。
背後からだった為、体当たってメリオダスを庇ったが…痛い。装備もあって余計に。
そのお陰で数十メートル先に飛ばされる。
ﾎｰｸ「A！大丈夫かよ！？」
『何ともない。
だが、流石は巨人族だな。威力が半端ない。受け身を取っていなければ脱臼していた』
エリザベスとホークが顔を青ざめる。これ位、鬼殺隊にいれば普通なのだが、彼女等にはこういったことは言わぬ方がいいな。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「ディアンヌ…いきなり何の真似だ！」
メリオダスが私を立ち上がらせながらディアンヌ殿に言う。
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「ディアンヌ様！メリオダス様はここです！！」
ﾎｰｸ「何寝ぼけてるんだよ、デカ女！」
『デカ女なんて呼ぶな』
二人もディアンヌ殿に向かって叫ぶ。
ﾃﾞｨｱﾝﾇ「言っとくけど、聖騎士なんかにボクは負けない！！」
だが、返事は全く噛み合っていない。
私を殴ったのなら、私が飛んで行った方を見るはずだが、不思議そうにしてからメリオダスの方を見ていた。
つまり、メリオダスの事しか見えていない。更には聖騎士に見えている。
互いに潰し合わせるのか。
『聖騎士ってのは、糞みたいな性格の奴ばっかだな』
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「あの目、完全に俺達が見えてねえな」
『ついでに言うと、狙いはお前だぞ』
ﾎｰｸ「どどどどうするよ！」
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「逃げるかひとまず！」
『りょーかい』
メリオダスがエリザベスを担いで走り出した。それを追って私も走る。後ろからディアンヌ殿が着いてきた。
ディアンヌ殿の攻撃を躱しつつ走っていると、前に通行人が二人。何でこんな所に居るんだよ馬鹿か！？
ﾎｰｸ「やっべぇ！通行人だ！！」
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「おーい！死にたくなけりゃお前らも逃げろ！！」
メリオダスが二人に声をかける。二人は私達の後ろにいるディアンヌ殿を見ると、恐怖を顔に浮かべた。
私が男の子を担ぎ、男の首根っこを掴んで岩陰に隠れる。
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マイマイマイキー - とても面白くて、今七つの大罪と鬼滅の刃にはまっていたので探してたんですよ！嬉しい！ありがとうございます！何か思う事があればこの作品を見て息抜きさせてもらってます！ありがとう！ (2021年8月5日 11時) (
レス) id: ce7ca8cbb8 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラの神!!(プロフ) - とても楽しみに待たせてもらいます!! (2021年7月24日 19時) (レス) id: aca1894eb0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - カピバラの神!!さん» やーーーっと返して貰えました！部活の県大会終わったので！これからじゃんじゃん更新していきます！お楽しみに！！ (2021年7月24日 15時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラの神!!(プロフ) - はやく返してもらえるといいですね。枕をぬらしながら待ってます!! (2021年7月23日 20時) (レス) id: 3901f881a5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - メリエリさん» まじですか！！ありがとうございます！超嬉しいです、頑張ります！！ (2021年7月23日 14時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクレープ | 作成日時：2021年5月30日 14時
