俺の。Fuma.K 2

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「Aチャンは、何味が好き？」



またあのショッピングモールで、某有名な数字のアイスクリーム屋さんにて。

本当に菊池風磨が奢ってくれるらしいから着いてきた。



「うーん、これとこれ。」

「ん、分かった。」




アイスを持って、中島くんとミクの居る場所に戻る。



「え、Aちゃんのアイスのチョイス可愛すぎる。」

「A、甘いの大好きだもんね。」

「うん、好きだよ。」



4人でフードコートで話す。

最近国語の五関先生の髪型がストレートで変だとか、

数学の重岡先生のモノマネを中島くんがやって笑ったりとか。


きっと、その辺の普通の高校生がやってることだけど、

この4人はみんなそれぞれ悩み抱えてるんだなぁ〜

なんて考えてた。




「Aちゃんどうした？調子悪い？」

「ううん、大丈夫。」




最近、また北斗からの連絡が絶えなくて。

まぁ、全部無視してるんだけど。

前みたいに家で待ってるなんてことは無いから、安心してるんだけど。








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「じゃあ、またね。」

「うん、今日は楽しかった。」



結局今日も菊池風磨に送ってもらって。



「ねぇ、」

「なに？」

「あと、1週間じゃん。」

「なにが？」

「私とアンタの "仮" の期間。」

「...そうだね。」



ねぇ、なんでそんな悲しい顔するの？

アンタが始めた関係じゃん。




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