現代の天使と年上のお姉さん part2【アイドリッシュセブン】 (ページ7)

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陸side

普通にいい人、と感じた俺たちは

先ほど、ビクビクしていた時が嘘のように

時間まで話をしていた

大和「なんで歌い手になろうとしたの？？」

りんね「わたし幼い時から歌を歌うのが大好きだったんです！それで、歌うことを仕事にしたいなぁって！好きなことを仕事にするの、ステキじゃないですか？」

壮五「素敵だと思う。そっちの方がやる気が満ち溢れるよね」

三月「おう！俺たちもそんな感じだよな」

ナギ「歌うこと、楽しいです！」

歌うことが好き、か…

俺も大好き、今の仕事が大好きだ

ー「わたし、歌うことが大好きだから…将来は歌手になりたい」

陸「！！」

急に脳裏をよぎった

同じことを言っているからだろうか

Aねぇの幼い頃を思い出した

Aねぇも歌うことが大好きだから

今何してるんだろ…

「そろそろスタンバイお願いします」

スタッフさんが呼びに来た

りんね「先に行きますね」

環「待って！ちょっと聞きたいんだけど」

環がりんねさんを呼び止める

壮五「環くん？」

環「りんねさんの…噂聞いたんだけど、ほんとなの？」

一織「何聞いてるんですか！？」

大和「タマ……」

りんねさんはドアノブを触ろうとしたが、

環の言葉に行動を止めた

俺たちからは背中しか見えないから

どんな表情してるのか、分からない

りんね「TRIGGERが、嫌いとかいう…噂かな？」

環「そう」

りんね「ふふ……そんなことないよ、わたしは今の事務所、好きだよ」

こちらを振り返って笑って見せた

りんね「では、後で」

ーーバタン！