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Aさんに家に来る?と誘われてから、俺の心臓は早まることをやめない。




「きょ、今日は、いい天気っすねっ!!!」



なにをやっているんだ。龍宮寺堅。



俺は東卍の副総長だぞ。


好きな女ひとりに、こんな慌てるはず



『そう、だね。こんないい天気だと気持ちもいいね』



うーっと大きく体を伸ばすAさん



俺に同意を求める瞳は俺の思考を止めさせるには安易な事



「わっ、わかるっす!」



だから、なんだその返事は!!ドラケン!!


俺は、マイキーを支える男だぞ



好きな女ひとりに…



『どうかした?』


甘い香りが鼻を掠めて

体が麻痺してく



昔とは違う、昔よりも大人になってしまった彼女は


同学年より大人びてるってだけの俺を取り残していくには十分で



届かない。こんなの分かりきってる答えだ


でも、届かせたい。


無駄な気持ちかもしれない。でも、俺にとっては…



『ついた』


「へ?」


『着いたよ』


そこには可愛らしい外装で清潔にされた入口



アパートにしては少し高そうなマンションにしたら少し小さい



『あー、ここおばあちゃんがオーナーなの』

『一人暮らししたいって言ったらここならいいよって』



男なんて住めなそうな外装。女ウケは良さそう




『ここが私の部屋ね』



そう言って階段を2階ほど上がればすぐ角に


【神原】


と表札が見える




『楽にしていいからね、』



『汚かったらごめんね』


絶対Aさんの部屋なんて汚くない。


なんならいい匂いがぷんぷんしそう



何考えてんだ俺、、



「お、お邪魔します」



扉を開ければ…




「よ!ケンちん!なんでいんだよ!」






「…それは俺のセリフだあ!!!」









『って言うことで、しつこく家にまで着いてきて勝手にくつろいでるの』


このアイスもこのクソガキが買って来いって…



怒りを抑えられないのかわなわなと震えているAさん



お構い無しにくつろぎまくるマイキー



お前にAさんへの道徳心は無いのか




「マイキー…お前他人の家に上がり込んでこんな始末何事だ!!!」


「えー、だってAだもん。いいじゃん」


「だもんでもいいじゃんでもねえ」


「女性の部屋上がりこんでこれはないだろ!」


少しばかり羨ましい気持ちを抑える



『堅くんは万次郎と違ってほんと昔からいい子だわ…』


『堅くん、きにしないで。何言っても聞かないし、この人とふたりでいるくらいなら堅くんがのここにいてくれたら私は嬉しい』

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キャンディー(プロフ) - 綺羅さん» 私も真一郎推しなので、この作品を作っちゃいました笑笑 (2021年11月24日 21時) (レス) id: 2c0233fc7b (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 真一郎推しからしたら最高すぎる!!!! (2021年11月21日 12時) (レス) @page28 id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます! (2021年8月12日 20時) (レス) id: caaf428f68 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 1ページ目の消毒液を付けるところ、あんのていではなく、あんのじょう(案の定)だと思います!要らぬ指摘だったら一々細かくてすみません…。 (2021年8月12日 19時) (レス) id: 44f2d9f658 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヤマタノ | 作成日時:2021年8月11日 21時

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