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高校生に上がった頃に、お兄さんのバイク店は波に乗り始めて、万次郎は東卍と言う不良グループを作っていた。
男の子は物好きだなぁなんて。
私は、都内1の進学校に合格。
晴れて女子高校生。
放課後には友達とぶらぶらと少し遊んでそのままお兄さんのバイク屋に行く予定
のはずだった
｢よっ！｣
校門を出れば直ぐに
『げ、』
｢暇だからよ。遊びに来ちゃった｣
舌をぺろっとだす万次郎に腹を立てる
そこには見なれない子が1人
｢うっす、初めまして。俺ドラケンって言います｣
『初めまして…えっと』
『ドラケン？くん』
｢あぁっと、俺、龍宮寺堅っていいます。｣
『堅くんか。私Aよろしくね！』
｢っはい！｣
多分万次郎と同い年なんだろうけど、身長差が半端ない。私より少し小さいくらいの身長。
すぐ追い越されそうだなーなんて
｢おい、ケンちん惚れんなよ絶対｣
｢うるせえバカ｣
｢はぁ！？お前まさか！｣
｢なにがまさかだよ！！｣
『ちょ、どうしたの？急に』
堅くんの身長についてぼけーと考えていれば喧嘩をおっぱじめるから少しめんどくさいと内心思う
『で、私の学校帰りに何か用？』
｢遊び行くぞ｣
『は？』
｢だから遊びに行くぞって｣
『何馬鹿なこと言ってんの』
｢いいから行くぞ｣
『ちょ』
身長で誤魔化されているが、万次郎の私を引っ張る強さはゴリラ級だと思う
｢あの…｣
｢Aさんって呼んでいいっすか｣
少し恥ずかしそうに図体の大きい男の子が言うもんだから彼も年相応なんだなとほっこり
『さん付けなんてしなくていいよ』
『このバカもそうだし』
｢ばかじゃねえ！｣
『はいはい。』
｢したら、そう呼ばせてもらうっす｣
ボソッと呟く堅くんに母性がくすぐられる
見た目にのよらず可愛すぎるこの子…
それに対して見た目だけいっちょ前に可愛いくせして中身チンゴリ(チンパンジーとゴリラのハーフ)か…
咄嗟につけたあだ名だけど少し如何わしいか…？
｢A｣
『なに、』
｢アイス食べたい｣
『食べればいいじゃん』
｢おごって♡｣
『嫌だ』
｢おねがいーーー｣
ｰｰｰ数分後ｰｰｰ
｢やっぱアイスうめえ！｣
｢ケンちんも食うか？｣
なんでいつも…気づけばお財布からお金を出して万次郎のアイスを買っていた。
大した策略家だ。
『堅くんはこれ』
万次郎だけに買うのはあれだと思い堅くんにも買っておいた
『この味、好きか分からないけど。勝手に買っちゃってごめんね』
｢ありがとうございます！｣
やっぱり堅くんは可愛い
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キャンディー(プロフ) - 綺羅さん» 私も真一郎推しなので、この作品を作っちゃいました笑笑 (2021年11月24日 21時) (
レス) id: 2c0233fc7b (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 真一郎推しからしたら最高すぎる！！！！ (2021年11月21日 12時) (レス) @page28 id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！ (2021年8月12日 20時) (レス) id: caaf428f68 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 1ページ目の消毒液を付けるところ、あんのていではなく、あんのじょう(案の定)だと思います！要らぬ指摘だったら一々細かくてすみません…。 (2021年8月12日 19時) (レス) id: 44f2d9f658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマタノ | 作成日時：2021年8月11日 21時
