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Aには検討がつかなかった。
[君は本当に近界民なのか]
[私は君を小さい頃から知っている]
この人は本当のことを言ってるんだってすぐにわかった
けど、私は彼を知らない
罪悪感が生まれる
なんで私は覚えてないのだろうか
もしかしたら、彼の知ってる人は私とそっくりで間違えてるとか？
でも、本当に私が彼の知ってる人だったら…
怖い
体全身が強ばる
知りたくない…
だから
ごめんなさい。
私のために彼を突き放す
『ここで生きた過去は私には無いの』
『だから、私は近界民』
『私の生きた全ては近界にしかない』
『人違いだと思う』
ｰｰｰｰ
はっきりと彼女の口からいわれた言葉が重く心にのしかかる。
彼女ではなかったのか。
でも、それにしてもあまりにも似ている
髪色も、性格も違うけれど
彼女の綺麗な目の色、仕草、声は変わらない
もしかしたら私は信じたいだけなのかもしれない
彼女が生きているということを
それにもし、彼女が生きていたら目の前にいる少女よりも大人だ
申し訳ない人違いをしてしまった。そう思いたい
だけれども、彼女であってほしい、と願ってしまう
ちがう、彼女だと体が私自身に訴えているんだ
｢失礼した。答えてくれてありがとう｣
｢本題に入ろう｣
｢君をここに呼んだのは、今後君をどうするかということについてだ｣
｢君はどうしたい。それによってこちらの対応も変わる｣
『私、遊真がいるならそこに行きたい』
｢ダメだ｣
城戸がはっきりという
｢黒トリガー使いだろ。君は｣
『なんで知ってるの？』
｢大規模侵攻での、ボーダー隊員からの報告と、君のトリガー量の分析結果だ｣
大方人型近界民と交戦中の時と、病院にいる時だろう
『そうだね。私黒トリガー使いだ』
『しかも2個持ちなんだー！』
『すごいでしょ！』
｢！！！？｣
｢…！！？｣
｢すごいでしょ！じゃない！｣
｢黒トリガーをふたつ持っているだと！！？｣
｢どういうことだ！！｣
『あれ？知ってるんじゃなかったの？』
『そこまで分析はされてないのか』
｢その事について詳しく話してくれないか？｣
『うんいいよ。』
『私元々トリガー量が稀中の稀に多かったの』
『それで、よくわかんないけど、死にかけになった時に私自身が黒トリガーになったみたい』
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まんじゅうDX - 初コメ失礼します。夢主ちゃんすっごく可愛いですね！見てるこっちまで和みました！更新応援してます！！ (2022年4月24日 14時) (
レス) @page34 id: b43443e8a9 (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 楽しく読まさせてもらってます！見ていて気になったのですがSFではなくSEでは？間違っていたらすみません(-_-;) (2022年2月14日 15時) (レス) @page24 id: 5b64ed3081 (このIDを非表示/違反報告)
キラー - 面白い‼ (2022年1月18日 22時) (レス) @page33 id: 8d2b0ee58f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマタノ | 作成日時：2021年2月23日 13時
