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死刑執行を何とか免がれ、ティナたちとドゥーガルの居場所を聞き出しにナーラクという情報屋へ足を運ぶ
｢そういえば、グレイブスさんと何を話してたのあの時？｣
正装へと変身し、中へ入りナーラクを待っていればその話を持ち出される。
眉と口角をわざとらしく上げれば、目を逸らされる
ちょうどナーラクが来た。
ドゥーガルの情報提供の代金を要求される
僕は今、賞金首であってそれよりも価値があるものを彼に差し出さなければならない
迷っていれば、胸ポケットの中にしまわれたピケットを指さされる。
｢あげないよ｣
｢そうか、｣
｢生きて帰れると、｣
そう言いかけた時ナーラクがなにか思い出したように止まる。
｢そうだ、あんたが来たら聞きたかったんだよ｣
またなんなんだと、
｢麗しの姫君は実在するんだろ｣
｢どういうこと？｣
誰もが知っている。童話のお姫様。
｢なぜ僕が｣
｢その様子じゃ知らねえようだな｣
｢もし知ってたらそいつの代わりの代金として受け取ろうと思ったんだがな｣
すぐさま飽きられた顔をされる
｢まってくれ、なんでそんなことを聞くんだ｣
なにか僕が知っていればチャンスなんだ
｢ちとな、ほんの一部の間で話が上がってんだ｣
｢それは僕と関係ないだろ？｣
｢麗しの姫君なんて、僕は知り合いじゃないし｣
思い出せ
｢私、その話大好きなの｣
クイニーが話に入ってくる
｢【昔の昔のそのまた昔、小さな小さな王国に一人のお姫様が産まれた】
【彼女の美しさは瞬く間に人々へ伝わった】
【そして人々は彼女をこう呼んだ】
【麗しの姫君と】
【そして彼女には】
【他の物には使えぬ不思議な力が宿っていた】｣
絵本の冒頭の部分からクイニーが語り出す
｢【“麗しの姫君の美しさは、絹のように透き通ったブロンド髪に、均等に並べられた宝石のようなパーツ。
誰もを引き寄せるその姿は、まるで女神のよう】”｣
｢その顔は、見覚えがあるんだな｣
ナーラクは僕を下品な目で見る。
｢昔、あったことがあるだけさ、麗しの姫君とやらに似た人をね｣
｢でも、本人かどうかは分からない｣
そう、本人かどうかは…
でも、似てる
｢どこで見た？｣
｢僕の故郷だよ｣
嘘をついてもバレてしまうのは分かってる。
だから、本当と嘘を織りまぜる
｢イギリスか、｣
｢まぁいいだろう、目に見えない何かが五番街で暴れた。｣
｢メイシーズの店に行ってみな｣
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赤とんぼ(プロフ) - わぁぁぁ見れるようになっているありがとうございますこのお話大好きです本当にありがとうございます (7月13日 20時) (
レス) @page39 id: cb6eaa4562 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き(プロフ) - ありがとうございます^_^ すごく面白いですね(o^^o) 続き楽しみに待ってます (2021年12月24日 20時) (レス) id: 36bca363a3 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - お話、面白いです！続きが楽しみです！ (2021年12月13日 11時) (レス) @page14 id: c205e099df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマタノ | 作成日時：2021年11月28日 0時
