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【何故？】
『なぜ、とは？』
【わかっているでしょう。】
『何をですか？ちゃんと答えてください。』
【あなたは分かっているはずですよ。】
【少しだけいえば、貴方は感化されすぎたのですね。】
『感化されすぎた…』
【貴方は、昔から変わらない】
【私がこの世に貴方を生かしてから】
【何も変わりませんね。】
【愛する者へ弱く…】
『うるさい！』
【まぁ、そう怒らずに。】
【あなたは不思議と思いませんか？】
【あの時、魔法が一瞬使えなくなったことを】
『あれは、私が油断して』
あれ、油断したところで魔法が使えないことなんて…
【あなたが全て助けてしまうのは面白くありませんからね】
【少しだけ、手を加えてしまいました。】
『手を加えたって、いくらなんでも酷すぎるわ』
【まぁ、そう怒らずとも。もし貴方が彼らの前に現れなければもっと酷い結末を迎えたでしょう。】
【本来、この世界のシナリオでは貴方はこの場にいないのですから】
【貴方があの過ちを起こさなければ】
【貴方はもう何千年も昔に最古の魔女として語り継がれるだけでした。】
【貴方という存在が、シナリオに大きな変化をもたらしているのです。】
『シナリオって』
【運命、とも呼べるべきでしょう】
『運命…』
【あなたがいる事でそれに歪みが生じる。】
【だけれども…そう。あなたの最大の力を持ってしても、大きな変化は認められない。】
【これから先、貴方はたくさんの人と出会いそして、悲しむのです。】
【それが、私の与えたあなたへの罰】
【もう少しすれば目も覚めるはずですよ】
【あなたの愛する可愛らしいお嬢さんと共に】
『アリアナ…』
ｰｰｰｰ
『アリアナっ！！』
目が覚めればそこはホグワーツ城にある私の部屋
「うぅ…」
『アリアナ…』
「A…？」
『よかったっ…無事で…よかった。』
アリアナの手の温もりに心が温まる。
「ここは…」
『ホグワーツ城の一部屋』
『私の隠れ家って感じかしら』
「凄い！！」
「ここ、お兄ちゃんたちの学校！？」
始めてくる学校に心を躍らせるアリアナ
『そうよ、』
アルバスの…
アルバスに会わなくちゃ
そう思いアルバスの家へと戻ろうとする。
『あれ…』
不意に目に付いたカレンダー
時が経つのに合わせ進むカレンダー。
そこに書かれた数字
赤子が成人を迎えるのには容易い年月が立っていた
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赤とんぼ(プロフ) - わぁぁぁ見れるようになっているありがとうございますこのお話大好きです本当にありがとうございます (7月13日 20時) (
レス) @page39 id: cb6eaa4562 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き(プロフ) - ありがとうございます^_^ すごく面白いですね(o^^o) 続き楽しみに待ってます (2021年12月24日 20時) (レス) id: 36bca363a3 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - お話、面白いです！続きが楽しみです！ (2021年12月13日 11時) (レス) @page14 id: c205e099df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマタノ | 作成日時：2021年11月28日 0時
