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「4つの寮に組み分けするのか？」
「Aはどうするの？」
『私の寮は要らないわ』
『この学校に入ってきたらみんな私の愛する生徒よ』
「そうだな。」
「寮のカラーを決めましょ！」
「Aに選んで欲しいわ！」
目の前に居る彼らとは、旅先で出会った。
4人ともそれぞれ違う個性を持った面白い人達
『ゴドリックは、深紅と金かしら』
勇敢で騎士道精神にありふれてる。少し短気な所はあるけれど、とて力強くて自分へ真っ直ぐ
『サラザールは、緑と銀ね』
狡猾な所はあるけれど、目的のために努力し、仲間を大切に思う姿。思いやりがあるからこそ臆病になってしまう。
『ロウェナは、青とブロンズ』
聡明な頭脳と沈着な性格は人々を正しい道へと先導してくれる。賢いが故に少し硬いところがある
『ヘルガは、黄色と黒』
とても優しい心を持ち、誰にでも平等に接する寛容さ、
特質した物ではなく、満遍なく行える器用さがある。
『これは私のイメージするあなたたちの色だから…』
「とっても素敵よ！！」
「ありがとう！！」
「いいじゃないか」
「そうだな」
素性も明かさない私を、暖かく迎え入れてくれた。
そして、ホグワーツ魔法学校を開校させた。
沢山の若き有望な魔法使い
それぞれが己の力を伸ばせる場所へなるように
ｰｰｰｰ
ホグワーツ魔法学校
魔法を使え、学ぼうとする意欲のあるものを育てる所
入れば4つの寮に組み分けられる
そこに、それはそれは美しい女が一人
生徒は誰しもが憧れ、恋焦がれる
ひまわりのように輝く瞳と柔らかくしっとりしたブロンドヘア
花のように、儚く淡い
『どこか、分からないところでもあった？』
「ここが分からなくて…」
『ここは、難しいところね。でもこう考えれば簡単よ』
この世に生まれ落ちてから、もう何百年も経った
彼女が美しく生き続ける期間を繰り返す
誰もしらない
彼女のみに与えられた部屋で繰り返されることを
4人が時の流れと共に老いる中、彼女はそれを微塵も見せない。
ただただ美しいまま
そして別れを告げる
『ロウェナ、貴方はとても素敵な人よ』
「…A、貴方は私たちに教えないつもりだろうけれど、私は薄々気がついてたわ 」
「貴方が呪われた麗しい姫君だと」
「ずっと私はそのお話が好きだった。」
「そして貴方を見た瞬間、話は真実だと悟ったわ」
『…そんなの御伽噺よ』
「いいえ、違うわ。貴方よ」
「私は御伽噺のお姫様じゃなく、Aを愛してるわ」
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赤とんぼ(プロフ) - わぁぁぁ見れるようになっているありがとうございますこのお話大好きです本当にありがとうございます (7月13日 20時) (
レス) @page39 id: cb6eaa4562 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き(プロフ) - ありがとうございます^_^ すごく面白いですね(o^^o) 続き楽しみに待ってます (2021年12月24日 20時) (レス) id: 36bca363a3 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - お話、面白いです！続きが楽しみです！ (2021年12月13日 11時) (レス) @page14 id: c205e099df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤマタノ | 作成日時：2021年11月28日 0時
