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しばらくの間、頭痛がしていたが、少しすると落ち着いてきた。




あれはなんだったのか。


私の記憶ではない、誰かの記憶。




私の中には鬼舞辻無惨の血が流れている。


そして、あの記憶の中にも無惨らしき人が出てきた。



それらを考えると、あれは無惨の記憶だったのではないのか。




無惨について聞いた時の八重の表情、声。

脳内に聞こえてきた女性の声。

先程見た記憶の中の女性。



嫌な予感がした。


ただ、いまこのことについて考えてはいけないと、私の感がそう言っていた。



べべん__


三味線の音が響くと、目の前に無惨が立っていた。


無「見立て通り、やはりお前は美しい。着物も化粧も似合っている。」


無「さて、餌付けの時間だ、椿。そろそろ私の血が恋しくなっただろう?」



“血”



その言葉を聞き、

あの甘美な味を思い出し、唾を飲み込んだ。




無惨は薄い笑みを浮かべ、自身の腕から血を出した。


部屋中に甘美な風味が溢れて、頭がクラクラする。



その時点で私の理性は既に死んでいた。


身体は無惨を求め、手を伸ばしていた。


無「まだ駄目だ。もっと私を求めないと私の血はやらん。

今日のお前の仕事は私を楽しませることだ。意味、わかるな?」


無惨はそう言うと、私を押し倒して懐から瓶を取り出し、その中の液体を私に飲ませた。


「な、にこれ、!」


身体が熱い。


頰から火が出ているのではないかと思うほどに熱い。


身体の奥が疼いて、おかしくなりそうになる。




無「どうだ効き目は。私が欲しくなったか?」


涙目になってぼやけた視界の中で無惨が不敵に笑う。



「…身体、があ、ついの。っは、はっ
お、おかしくなっちゃう。」







無「気持ちよくなりたいか?ならば私を求めよ。もっと。」




「…っお、ねがい…。辛いの、!気持ち、よくして…。」

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HARu(プロフ) - Ωさん» 申し訳ございませんが、現在リクエストは受け付けておりません…。リクエストは受け付けられませんが、今後もよろしければこの作品を読んで頂けると嬉しいです! (2020年5月9日 20時) (レス) id: d53301ec48 (このIDを非表示/違反報告)
みるく餅(プロフ) - Ωさん» まずリクエスト受け付けて頂けるか聞くのが先ではありませんか? (2020年5月9日 20時) (レス) id: bf52b07c83 (このIDを非表示/違反報告)
Ω - 鬼舞辻無惨様が夢主を溺愛してる話と鬼舞辻無惨様が夢主の信者みたいになって夢主の言う事だけは聞く話見たいです他の鬼殺隊や鬼達には原作通りで無惨様は日光も克服してる少量の血を飲むだけで良い設定で (2020年5月9日 20時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
HARu(プロフ) - 神楽 林檎さん» 神楽さん!ありがとうございます!私のいろんな作品にコメントしてくださっていますよね?本当にありがとうございます!中々更新頻度が少なく申し訳ございません。高頻度で更新できるように頑張ります!今後もよろしくお願いします! (2020年5月9日 1時) (レス) id: d53301ec48 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 林檎 - 更新頑張って下さい!応援してます!! (2020年5月8日 21時) (レス) id: a7e0927490 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HARu | 作成日時:2019年12月30日 23時

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