門 ページ42
クド「じゃーな、アレフ」
シルヴァ「待ってください！」
クド「なんだ？」
シルヴァ「煙草…忘れてます」
クド「おっ、悪ぃな！」
クロノ「何やってんの…」
シロノ「行こう」
アレフ「煙草くらい…」
シルヴァ「さて！天界の行き方もわかった所ですし！取り返しに行きましょうか！」
ルクス「どゆこと？」
シルヴァ「僕でも書ける魔法陣」
アレフ「見様見真似は危ないんじゃないか？」
シルヴァ「フォーマルハウトの力を使えば大丈夫じゃないですか？」
ルクス「フォーマルハウト可哀想…」
シルヴァ「じゃあ、フォーマルハウト…魔法陣は書きましたので後は宜しくです」
ルクス「え？フォーマルハウトってそんなことも出来るんだね〜」
アレフ「で、何故行き方がわかったんだ？」
シルヴァ「クドっていうオッサンの煙草に探知魔法を仕込んだんですその際にちょっと…」
ルクス「ちょっと…？」
シルヴァ「此処が天界ですか？何にもないですねー｣
アレフ「余計なものが無いからな…天界は」
ルクス「余計なものって？」
シルヴァ「察しがつくでしょう？人ですよ」
ルクス「なるほどー…地獄みたいだね」
アレフ「地獄の方が人いるけどな」
ルクス「ゼウスって人嫌いなの？」
アレフ「その逆だ」
シルヴァ「？」
アレフ「ゼウスは…言いたくない！！」
ルクス「え？なに…」
アレフ「リヴァも絶句する程だ」
シルヴァ「それは…想像つきませんね…、リヴァって何でも笑って許すって感じなので…」
ルクス「シルヴァくんにとってリヴァちゃんは天使だもんね…」
シルヴァ「天使？違いますね女神です！」
アレフ「知ってた」
ルクス「でも、街一つないんだね…」
アレフ「あ、ゼウス」
ゼウス「やぁ、君達か〜…今ね、パンにするか米にするか悩んでるんだ…どっちがいいと思う？」
アレフ「どっちでもいい…」
シルヴァ「本当にこの人が？リヴァを？」
ゼウス「そうだよー」
シルヴァ「それは…困りましたね…」
アレフ「丸腰の相手には手は出せない…か？」
シルヴァ「いえ、僕は米派なんですが…」
アレフ「そっちかよ…」
ルクス「ボク…パンがいいなぁ」
シルヴァ「さて、じゃあ、ゼウスさん」
ゼウス「んー？」
シルヴァ「僕は貴方を殺す気はありません、倒す気すらありません…戦う気もないんです…が、リヴァを僕に返してくれないとなると…撃たなきゃいけませんね」
銃をゼウスに向ける
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作者名：夢無 | 作成日時：2016年11月7日 16時
