何も出来ない ページ39
ゼウス「…はぁ、まさか断られるとはねぇ〜あ、クドそこにある醤油取って｣
クド「お前マジふざけんなよ？」
ゼウス「ええー」
クド「目玉焼きにはソースだろ！？」
ゼウス「いや、醤油でしょう！？ねぇ、クロノはどう思う？」
クロノ「…胡椒かな…シロノは？」
シロノ「え、目玉焼き嫌い…だ」
クロノ「マジで！？クド先輩聞いた？！」
クド「ああ、聞いた、聞いたから醤油を零すな、軽くゼウスにかかってる」
ゼウス「ねぇ、君らさ…本当に怒るよ？」
クロノ「ね、クド先輩！俺えーっと…」
クド「なに？なんよ…」
シロノ「アレフって人。気になる？」
クド「あぁ、まぁ…後輩だからな…」
ゼウス「裏切ったり…？」
クド「ま、そん時はてめぇをぶん殴ってやるよ」
ゼウス「あっははは〜これは、傑作だねぇ！」
クド「ま、そん時はそん時だろ〜」
クロノ「クド先輩がどっちを取るかにも寄りますけどねぇー！！」
シロノ「…うん」
ゼウス「リヴァって娘欲しかったんだけどなぁー」
クロノ「綺麗だったね」
ゼウス「罪に汚れてても美は穢されないって…ああいうことを言うんだなぁって思っちゃったよ、まぁ、それも今はクリスタルの中だけど〜」
目玉焼きを食べるゼウスを横目に
気づかれないように呟く
緑の髪の男
クド「…さぁ、どうするよ、アレフ…」
…
シルヴァ「さて、飛び出てきたものはいいですけど…何処から行けばいいんでしょうね？」
アレフ「さぁ…わからん」
ルクス「手紙があればなぁ…」
アレフ「帝国に行けばあるんじゃないか？」
シルヴァ「帝国に？なんで？」
アレフ「取り敢えずは…探さないとな手掛かり…」
シルヴァ「はい！」
クロノ「ヘイ！アレフくんー？お元気ぃ？」
シルヴァ「誰です？」
アレフ「ゼウスの部下だ」
シルヴァ「敵ですか(銃を構える」
クロノ「待って、焦らない焦らない…先輩からの事付を預かってるだけだってー」
アレフ「…？」
クロノ「クリスタルの中であの娘、徐々に命を削られてるらしいから
間に合わなかったら死んじゃうって〜ゼウスが」
アレフ「！？どういうことだ！」
クロノ「さぁ？神なら不死でもゾンビでも殺せるんじゃなーいの？あ、でぇー、先輩からの伝言なんだけど…」
アレフ「…早く言え」
クロノ「無視しても面白いものが観測出来そうだから…このまま、あの娘を見殺しにしても…」
クロノ「僕達は美味しいねって」
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作者名：夢無 | 作成日時：2016年11月7日 16時
