蒼剣【創作】1 (ページ21)

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未来へ進むためのページ21

今日はアレフと任務です

少しでも強くなるためにこうして着いて行きます

アレフ「今回の魔獣はそんなに強くないが…油断はするな」

シルヴァ「はい！」

この場にいるのは2人だけ

シルヴァ「あの…」

アレフ「なんだ？」

シルヴァ「リヴァの暴走を止める方法って…あるんでしょうか？」

アレフ「？何を言い出すかと思えば…」

シルヴァ「答えてください、あるんですか？」

アレフ「ある…が、オススメはしない…」

シルヴァ「何故ですか？」
(ｶﾞｻｯ…)
アレフ「静かに…何かいるぞ」

シルヴァ「もしかして…魔獣？(なるべく小さい声で)」

アレフ「なら、隠れる必要は無いな…我が祈りは主の為、その刻を代償に顕在せよ…失剣=ガロウ」

髪で隠れていた左頬が赤く光り魔法陣が展開する

そして、その魔法陣から出る柄を掴む

アレフ「行くぞ！バックアップは任せる！」

シルヴァ「はい！誘うは魂、貯めるは魄、放つは命！その代償を持って顕在せよ！双銃=ホーマルハウト！」

物陰に向かってアレフが背丈を越す大剣で大木を切り倒す

シルヴァ「うさぎ？」

小さいうさぎが怯えている

アレフ「…」(刃先を向ける)

シルヴァ「ま、待ってください！兎ですよ！？」

アレフ「お前にはあれがうさぎに見えるのか？」

シルヴァ「あれ…？」

小さいうさぎが何匹も何匹もワサワサと集まって合体していく…

シルヴァ「…すみません…うさぎじゃなかったです…っ！！」

アレフ「油断するなと…」

シルヴァ「や、やります！やりましょう！！」

アレフ「あぁ！」

先ず右足をアレフが切り落とす

アレフを掴もうとした左手をシルヴァが撃ち抜く

そして、首にアレフの一閃…！

アレフ「後はフレアで燃やせば…」

シルヴァ「あ、はい…」

シルヴァがフレアで燃やす

燃やす理由は

魔獣うさぎ…が再生しないためとその残った死体を他の大型魔獣が食べないように…

食べると

キメラ…複合魔獣が出来る…

シルヴァ「キメラって…なんなんですかね」

アレフ「あれだ」

森から見える山頂を指さす

シルヴァ「うげぇ、気持ち悪い…」

羊？熊？牛？蛇？？

アレフ「あれは中々美味いぞ？」

シルヴァ「食べれるんですか！？」

アレフ「あぁ、蛇はまだ食べたことは無いが魔獣の肉が食べたいならエルヴェに頼め調理してくれるぞ」

シルヴァ「か、考えておきます」