蒼剣【創作】1 (ページ12)

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初恋は？【弐】ページ12

リヴァside

回想

シルヴァ「好きな人…います」

回想終了

好きな人かぁ…

アレフとレオン、エルヴェはlike？

シルヴァは…どっちなんだろ

私は誰よりも長生きで

もしかしたらこの世界に1人になってしまうかも
知れない

そう考えると…

辛くて恋なんて出来ない…

リヴァ「不死って…辛いなぁ」

不死でも痛みはある

死ねないだけ辛い

私が力に覚醒した時トリガーになったのは痛みだった

さて、話を逸らすのはやめよう

問題はloveの方の好き

リヴァ「ラブっなぁに～…？」

机の上にぐて～ってなる

目の前に椅子に座って珈琲を飲んでいたアレフがビックリする

アレフ「なんだ？急に…」

リヴァ「愛ってなんです～…？」

アレフ「知らん、俺に聞くな」

リヴァ「え～」

ルクス「愛っていうのは！！触りたくてしょうがないって！！ことじゃないかなあ！！」

リヴァ「寄るな、触るな、気色悪い」

ルクス「えー」

アレフ「レオンに聞いたらどうだ？」

リヴァ「泣くから嫌だ～」

一応聞いてみよう

レオン「愛？この人と一緒なら不幸になってもいい…って事じゃないのか？知らんが」

リヴァ「じゃあ、レオンは私のこと愛さなくていいよ？」

レオン「な！？何故だ！？」

リヴァ「不幸になるから」

レオン「！？！」

なんかワナワナしてたから…無視の方向で…

リヴァ「何なんだろー愛って」

あ、シルヴァだ

給仕さんと話してる…

リヴァ「イライラする」

なんか、無性に虐めたくなってきた…

シルヴァ「あ、リヴァ！」

リヴァ「ちょっと」

呼び出す

シルヴァside

呼び出された

シルヴァ「は、はい…なんでしょう…」

リヴァ「此処なら人もいないかじゃあ、シルヴァ」

シルヴァ「はい！｣

リヴァ「此処で授業をしましょうか、治癒魔法を怪我人でも無い人に無闇に使ったら…どうなると思う？」

シルヴァ「えっ…えっと…自然治癒力が暴走する？」

リヴァ「そう、正解～！暴走してる人は凄い激痛が走るのよね！…じゃあ、此処で選択しなさい、私に貴方の心の武器を無理に引き抜かれるか…窮地に立って自分で引き出してみるか…」

シルヴァ「それって…」

リヴァ「帝国を滅ぼす為の遠征まで早くて１週間、今日引き出して、それまでの適合率を上げるための訓練に務めても…5日って所ね、まぁ、どの道痛い事には変わりないのだけど」

帝国に復讐する為の力を…？

それなら僕は

シルヴァ「自分の力で！やり遂げます！」