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初めまして【壱】 ページ4
村の火は鎮火した
少年だと思っていた子は女の子だった…
「酷いんだよ？！アレフ！」
勘違いしてた女の子が隣の男に愚痴を云う
すると
「何がだ」
眉間にシワがよってる…明らかに嫌そうな顔をして
「あの…皆さんは…？」
眉間にシワが寄ってる 男はアレフと云うらしい
「あー、騎士団だ…わかるか？」
明らかに舐めてる
「わかりますよ！そのぐらい！！」
女の子が今にも泣きそうな顔で呟く
「ごめんなさい、もう少し早く来てれば…君の両親を助けられたかもしれない…のに」
気まずい…
「いえ、こんな事態になったのは僕の責任です…僕に力があれば…っ｣
アレフは顔色一つ変えずに
「いや、国民を護るのは俺達の仕事だ…」
「そうだ！僕以外に生き残ってる人っていませんか！？」
女の子は告げる
「君以外には…誰も」
心に穴が空いたような気がした
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作者名：夢無 | 作成日時：2016年11月7日 16時
