蒼剣【創作】1 (ページ28)

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言わなきゃいけない事ページ28

リヴァ「な…に！？」

シルヴァ「ホーマルハウト！！お願いします！！」

シルヴァは自分の頭と同時に
リヴァの頭を撃ち抜く

アレフ「はぁ！？」

リヴァ「え？」光が止まる

シルヴァ「あ…止まった…」

リヴァ「まさか…貴方」

シルヴァ「はい、ホーマルハウトを使ってリヴァの魔力を半分僕に…少し痛いですが…あ、いや…少しどころじゃないです…｣

アレフ「…どういう事だ？何故ホーマルハウトでそんな事が出来る…！？」

シルヴァ「ホーマルハウトは撃ち抜いた１対象の魔力や魂を少なからず持ち主に与えます…それを…二対象にする事で平均的に魔力を分けられる…らしいです…あ、でも…魔法の強さはそのままなので…リヴァはこれからもその力のままなんですけど…」

リヴァ「貴方は本当に…」

レオン「シルヴァ！！避けろ！」

斬撃が飛んでくる

シルヴァ「なっ！？」

アレフ「間に合わ…っ！」

防壁が展開される

シルヴァ「あ、あれ…？」

リヴァ「シルヴァ、貴方の仇…取りましょう…」

ハロン「？まさか…貴様」

シルヴァ「取るって…」

リヴァ「今だけは、前王…貴方に感謝しなきゃね…絶海に響くは我が歌声、我が身を代償にその身を刃と変え、求める者に力を与えよう…我が名は絶海の王リバイアサン！零式解放！」

リヴァの身体が青い光に包まれ一本の大太刀になる

シルヴァ「…リヴァ…？」

リヴァ『さて、ハロン…私をいたぶってくれた分…お返ししないとね…シルヴァ、私と戦ってくれる？』

シルヴァ「はい…勿論…です！」

刀を取り構える

ハロン「こい！アルフィン！」

アルフィン「了解です、マスター零式解放｣

アルフィンと呼ばれた少女も形を武器へと変える

シルヴァ「っはあああ！」

切りかかる

すると振り払った刃から斬撃が風と共に飛ぶ

シルヴァ「…凄い破壊力…」

遠くにある壁が破壊された…

ハロン「よそ見をするな！！」

殺陣が始まる

アレフ「王、大丈夫ですか？」

レオン「あぁ…片目があれば…」

ルクス「…レオンは…知ってたの？」

レオン「何をだ」

ルクス「リヴァちゃんが魔剣改造受けてたの…知ってたの？」

レオン「いや…、知らなかった俺は部屋に幽閉されていたからな…」

ルクス「そう…」

ハロン「まるで悪魔だな」

シルヴァ「何が！」

ハロン「テメェじゃねえ、その女だ」

シルヴァ「悪く言わないでください！！」