Re:ウィーズリー家の居候少女【賢者の石-Part１】 (ページ43)

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#40:リーのプレゼントセンスページ43

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ハーマイオニーやアリシア、モリーに
パーシー、他のウィーズリー家の兄弟や
ミネルバとアルバスからも届いていた。

次は誰だろう。そう思い手に取った
オシャレなラッピングがされた小さな箱

中身はこれまたオシャレな
女の子らしいリップが入っていた。

『あ、リーからだ。』

その言葉にフレッドとジョージが反応した。

｢何が入ってたんだ？｣

｢あいつのことだからきっと僕達に送ってきたような
子供騙しのびっくり箱とかだろうぜ｣

｢もしくはありきたりなお菓子とかだな｣

と、少しリーを馬鹿にしたような二人だったが
私の持った箱の中を見て固まった。

『私も予想外だった･･･リーがこんな
オシャレなリップをプレゼントするなんて･･･』

｢嘘だ！リーがこんな･･･｣

｢何かの手違いがあったに違いない！｣

リーがここにいたら鋭いツッコミが
炸裂しただろうなぁ･･･

『でも差出人を見ると確かにリーからなんだよね･･･
ん？あれ、メモが入ってた。』

｢なんて書いてる？｣

『えーっと･･･
“Aが前に唇が乾燥しやすいって
俺に言ってたのを思い出して選んでみた
俺は女の化粧品は分からんが
お店の人によると評判は良いらしい”だって
そう言えばそんな事言ったような気が･･･』

リーって意外と細かい事
覚えててくれたりするよね･･･

｢何かリーに負けた気がする･･･｣

｢あいつ、僕らに内緒でこんな事･･･
戻ってきたらとっちめてやる｣

リーの理不尽さに苦笑を浮かべながら
次に赤い包装紙に金色のリボンでラッピングされた
プレゼントを手に取った。

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