Re:ウィーズリー家の居候少女【賢者の石-Part１】 (ページ38)

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#35:罰則と道連れページ38

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あれからまた月が変わり
ホグワーツもすっかり雪に覆われた頃ー･･･

雪玉に魔法をかけて
それをクィレルにつきまとわせて
ターバンの後ろでポンポン跳ね返るようにすると言う
フレッドとジョージの悪戯を見つけたのが
今からおよそ1時間前･･･

『ほんっと、目を離すとすぐこれなんだから･･･』

新学期始まってすぐのクィレルへの悪戯の一件以来
クィレルには悪戯をしないように！
と、言ってあったのにこれだ･･･

｢巻き込んだ事は悪かったって｣

｢あのタイミングでマクゴナガル先生が来るなんて
Aもついてないよな｣

『本当･･･何で私こんな事になってるんだろう』

何故か2人を止めようと入った私まで
共犯扱いされ3人で書き取りの罰則をしていた。

ミネルバに訴えれば日頃の行いです。
と、一喝された。

｢貴方達、口を動かす暇があるなら手を動かしなさい
羊皮紙10枚分みっちり埋めるまで終わりませんからね｣

『｢｢はーい･･･｣｣』

あれからひたすら手を動かし続け
終わった頃には空に星が輝いていた。

｢｢あー、疲れたー｣｣

『お腹空いた･･･早く大広間行こう』

｢そうだな｣

｢そうと決まればこっちの近道から行こうぜ｣

『｢賛成！｣』

と、私とジョージの言葉が重なる。

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