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セドリックの恋路1 ページ31
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あの試合から数日。
あの後やっぱり
チームメイトや寮の皆に申し訳なくて謝れば
Aと同じように
お前は悪くないと言われた。
どうやら皆、僕が１人で練習していたのに
気づいていたらしい･･･
チームメイトには
『俺達の方こそ、力不足で悪かった』
と、謝られてしまった。
『これからは俺達ももっと練習に付き合うよ』
と、言ってくれた彼らにぐっと胸が熱くなった。
それもこれも全部
Aが居てくれたからだ。
Aがあの日
大丈夫だと言ってくれたから
こうやって皆と向き合うことが出来た。
そして気づいた自分の気持ち
気付いてしまったからには
引くつもりは無い。
グッ、と拳を握りしめ
ドアノブに手をかければ
ルームメイトから声が掛かる
｢おーい、セドリック
どこ行くんだ？｣
ｾﾄﾞﾘｯｸ｢ちょっと好きな女の子にアタックしてくるよ｣
“は？”と間の抜けた声を背に
談話室を抜け出した。
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ラッキーアイテム
三角帽子
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作者名：雪華... | 作成日時：2017年1月1日 0時
