臨時選手２ ページ23
.
A｢失礼しますよー？
ミネルバがここに居るって聞いたんだけど･･･｣
ｱﾙﾊﾞｽ｢おぉ、Aか。｣
ﾐﾈﾙﾊﾞ｢私ならここにいますよ｣
A｢次の試合、私出ることになったから｣
ﾐﾈﾙﾊﾞ｢えぇ、そうだと思いましたよ
貴女が皆の頼みを断れるはずがありませんからね｣
A｢全く･･･。分かってて
よく許可なんて出したね。｣
ﾐﾈﾙﾊﾞ｢アルバスの意向です｣
ｱﾙﾊﾞｽ｢ほっほっ、何か問題でもあったかのぅ｣
A｢･･･はぁ。
手加減なんてしないからね？｣
ﾐﾈﾙﾊﾞ｢当然です｣
ｱﾙﾊﾞｽ｢そうじゃ、A
君にプレゼントじゃ｣
A｢私に？｣
綺麗にラッピングされ、机に置かれたもの。
それを丁寧に開けると 姿を現したのは
すっかり忘れていた物･･･
A｢これ･･･インフィニット･･･？
どうして･･･｣
正式名称、インフィニットストラトス
その名の通り 空を自由に
飛び回る事が出来ると言われている箒。
ｱﾙﾊﾞｽ｢君が昔使っていた箒じゃよ
随分ガタが来ておったから
少し手直しをしてもらったがの…｣
アルバスの言う通り、柄の部分に艶があったり
穂が整えられていたり、と
まるで新品の様になっていた。
ただ、1つ。変わらないのは
先端部分の下手くそに掘られた小さな文字･･･
A｢そっか･･･。
まだ、残ってたんだ･･･｣
ﾐﾈﾙﾊﾞ｢次の試合、期待していますよ。｣
A｢勿論！この箒に
敗北は似合わないでしょ。｣
インフィニットストラトス。
これは勝利をもたらす 幸福の箒ー･･･
.
ラッキーアイテム
三角帽子
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 558人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪華... | 作成日時：2017年1月1日 0時
