旧友との再開３ ページ18
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授業が終わり私とセブルス以外
誰も居なくなった教室
ｾﾌﾞﾙｽ｢何か用かね、Ms.リヴィア｣
A｢いーよ、そーゆー堅苦しいの｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢はぁ･･･、何か用かA｣
A｢ふふ、久しぶりだなー、って思って｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢そうだな｣
A｢反応薄い。｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢普通だ｣
A｢せっかく昔の親友と
数年ぶりに再開したってゆーのに。｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢お前と親友になった覚えはない｣
A｢やだなー、学生時代は仲良くしてたじゃん｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢一方的にお前が
付きまとっていただけだろう。｣
A｢そんな事言って実は嬉しかった癖に。
ツンデレだなぁ、もう｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢何か言ったか？｣
A｢あはは、気のせいだって。
その私に向けた杖しまおうか。｣
そう言えば
ふん、と鼻で笑って
ローブに杖をしまう。
ｾﾌﾞﾙｽ｢･･･記憶は全部あるのか。｣
A｢まぁ･･･、忘れてる事もあるだろうけど
ほとんど覚えてるよ。｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢･･･そうか。｣
A｢それを確認するために
あんな問題出したんでしょ？｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢･･･｣
A｢最後の問題。真実薬･･･
セブルスが学生時代調合に
挑戦してたやつでしょ。
お陰で妙に詳しく覚えてるし･･･
あの頃は失敗してばかりだったけどね。｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢ふん、そもそもあれは
高度な調合技術が必要だ。
今作ったとしても１ヶ月はかかる｣
A｢ふふ、そーだね。｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢･･･あいつらとは会ったのか？｣
A｢･･･んーん。シリウスはアズカバンだし
会いに行こうにも、ね･･･
リーマスは今何処で何をしてるのかも･･･｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢･･･、そうか。｣
A｢ねぇ･･･、｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢何だ｣
A｢･･･ううん。何でもない。
それじゃ、そろそろ行くね。｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢･･･、A！｣
A｢ん？｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢･･･、また会えて良かった｣
A｢！･･･ふふ、私も！｣
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A｢セブルス、顔真っ赤だよ？｣
ｾﾌﾞﾙｽ｢うるさい、さっさと行け｣
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作者名：雪華... | 作成日時：2017年1月1日 0時
