イライラ ページ12
びっくりして後ろを振り向くと
？「何にそんなに驚くことがある。霊でも居るとでも思ってるのか？
たしかにこの学校にはいるが、誰もお前の肩なんて叩きやしない。」
振り向いた速度に若干引き気味な天然ブロンドサラサラオールバックの男が軽い溜息をこぼして呆れ顔で見てくる。
「いや、お化けになんて驚かないわ！でも誰だって急に背後から肩叩かれたら驚くでしょ！？ねえ、驚くよね！？
いないとか言いながら貴方私の肩叩いてるじゃん！！」
一呼吸をしないで言い切った子供っぽすぎる言い返し方に“つくづく子供だ”とでも言いたげな表情をして私を見る。
「こ、子供じゃないもん！」
さっき一呼吸もしないで言い切ったせいで若干の息切れをしながら付け足す。
？「そういう所が子供と思われるんだ。」
またしも“はぁ”と小さい溜息をついて私の頭を優しく撫でる。
優しく撫でる
優しく撫でる！！？？
「は、え、は、ちょ！？え、！？」
突然のことに頭がパニックになって自分でもわけのわからない言葉を発しているのがわかる。
？「なんだ、照れているのか？」
少し意地悪に笑いながらさらに私の頭を撫でる。
「は、え、照れてないし！やめてよね！」
と言いながらも私自身顔が赤くなるのがわかった。
？「照れているじゃないか( 笑 )」
頭を撫でてくるとうの本人はクスクスと笑う。
「あ、！そのまえに！貴方は誰！？なんで名も知らない奴に頭なんて撫でられないといけないんだって！」
やっとの思いで他の言葉を発言できた私は目の前で私の頭を撫でている奴に聞く。
？「あぁ。それは悪かった。忘れていた。」
いや、大事なこと忘れんなよ。
ってのは置いといてぇ〜
？「組でも挨拶をしたが、お前みたいに聞いてない奴がいるみたいだからもう一度してやろう。
僕の名前は“ドラコ・マルフォイ”
これからは人の話をしっかりと聞くことだ。
それと、人の名を聞く時は、まず先に自分の名を名乗れって両親に習わなかったのか？習ったはずだと思うけどな？」
ふんって私を少し見下ろして言い、おまけに“少なくとも僕は父上に教わったがな”と言ってくる始末。
なんか、なんかさあ！！！すっげぇぇー、上から目線じゃない！？なんなんだよこいつ！
なんかさ、なんかさ！！初対面のやつにこんなにムカついたの初めてなんですけど！？
「習いましたよ習いました！！すいませんね！悪うございましたあああ！」
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さくみ(プロフ) - りんごさん» ほんとに素晴らしい作品ですよね！！ありがとうございます！嬉しいです！頑張ります！ (2018年12月8日 1時) (
レス) id: 7862236ae4 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - やっぱりハリポタ最高ですね!!これからも楽しみにしてますね!!!!ドラコもパンジーもみんな可愛いぃ (2018年11月28日 23時) (レス) id: e9fb8ac079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくみ | 作成日時：2017年12月23日 1時
