こーち先生特別授業 ページ22
「せんぱーい!おはようございまーす!」
いや、元気すぎない?両手挙げて振っちゃってるし。
田中くん、眠すぎて目座っちゃってるよ?
「おはよう、みんな」
「Good Morning〜!」
「さ、全員揃ったところで行きますか!」
凄く嬉しそうなたろ。
たろが嬉しそうでよかったよ。
「Aちゃん、本当に反省しな?
まじで何も覚えてないじゃんよ」
地理の授業で起きておけた試しがない私は
まあ覚えられているはずもなく
先輩めちゃめちゃ呆れてます。
「樹もだよ?貴方ちゃんと起きてるのに
覚えてる情報量はAちゃんとほぼ変わらないって,,,」
あーあ、先輩頭抱えちゃったよ。
隣で数学を解いていたはずの田中くんも巻き込まれた。
ごめん先輩。ごめん田中くん。
「じゃあ!じゃあ!こーち授業してよ」
あれ、田中くんいつの間にタメになったの?
「いいじゃんこーち!査定授業の練習にもなるしさ」
ジェシー先輩もノリノリじゃん。
「黒板とかないし,,,」
こーち先輩ちょっと渋ってます。
「でもそーんなとき!凄くいいものがある,,んでござる」
急に登場たろちゃんです。
ちょっと待っててーと言いながら別の部屋に消えていった。
「タラ〜」
そう言って現れたのはでっかい移動式黒板
「え!!何であるの!!ちょーいいじゃん!!」
空いた口が塞がらないのですが,,,
たろの家に通いつめてる私も初めて見たよそれ。
「なんかー落書きしたくて買ってもらった!」
さすがすぎます森本家。
てなわけでとりあえず
「きりーつ、きをつけー、れーい」
「「「お願いしまーす」」」
こーち先生の特別授業開幕です!
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作者名:はりのこ | 作成日時:2022年6月22日 22時