トッポギホイホイの勉強会 ページ20
「明日、学校で勉強しようかなーって思ってるんだけど
2人とも来る？」
「Aが行くなら行くよー」
「俺も行くわ」
「じゃあ決まりで！
電車の時間はまた連絡するね！」
りょーかーいっと両側から聞こえてきた。
その夜
" 樹があなたを トッポギホイホイ に招待しました "
「3人のグループ作った〜
これで連絡しやすいだろ！！じゅったん頭いい〜」
「( ˙-˙ )」
「( ˙-˙ )」
「2人とも同時に真顔やめれる？」
「明日これ乗ってくねー」
「りょうかーい」
「り」
「おっはよー」
朝から3人で登校。
朝早くの集合だからなのか、田中くんはちょっと寝癖ついてる。
たろは朝から元気。
今日も平和！
「そういえば昨日のグループの名前何？」
" トッポギホイホイ "
怪しい団体から勧誘来たかと思ったよね。
「それ、俺も気になってた」
「あれね、きょもが考えたあだ名〜」
「「誰の？」」
「わかんねえ。」
分からんのかい。
「ねえ山崎ちゃん、俺ここ全然わかんねえ。」
「どこ？」
教室です。
田中くんは図書館でも静かにできないことが分かったので
教室借りて、クーラーぎゃんぎゃんに効かせちゃってます。
たぶんペンギン飼えます。
「これは無理やり置き換えなくても地道に解けばいけるよ。
まずはここ解いてみて？」
うーん、と唸りながら考え始めた田中くん。頑張れ！
「Aー、ここ全然合わないんだけど」
慎太郎はノートを差し出してきた。
「どれどれ？」
おっと,,,？
「たろ、6×7って何？」
「42だろ？」
何を今更そんなに当たり前のことを？
という顔で聞いてますがあなた
「ここ、6×7が63になってる」
あは、あはははと笑う慎太郎。
まあ、そんなこともあるよね！！
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作者名：はりのこ | 作成日時：2022年6月22日 22時
