あいつの双子【HQ】

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合宿3日目



音駒戦のスターティングが発表された



1年から3人もレギュラー入りか…



上手い選手がコートに立つのは当たり前



選ばれなかった選手の分の気持ちを背負って立たなきゃいけない



(私は色々考えちゃうからスターティング言われる時が1番嫌なんだよなー…)




昨晩、コーチと菅原さんが話してるのを偶々聞いてしまった


本当に偶然だよ？！




だから




「菅原さん！」



菅｢ん？どうした？｣




「菅原さんには菅原にしか無い武器があります。それを見失わないで下さい！……あの、これは慰めとかそんなんじゃなくて…その…」



菅｢ふはっ、分かってるよ！｣



ありがとな！と頭を撫でてくれる



(菅原さんは強いなぁ…)



澤｢俺も撫でて良いか？ご利益ありそうだし｣



東｢じゃあ俺も…｣



「ご利益無いですし、ペットでもないですからね？」



よしよしじゃないよ？そんなに優しい顔向けてもワン！なんて吠えないよ？



挙句の果てに清水先輩まで撫でてくる始末



清｢お手｣



「ワッ………清水先輩？！」



清水先輩が小悪魔になってしまった…そんな所も素敵！←




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合宿4日目




ユニフォームが手渡された



黒を基調としたデザインで凄くカッコイイ…



飛雄から借りて1回着させてもらおうかな




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合宿5日目



そう、今日は音駒との練習試合





｢｢あー！！！！｣｣



見覚えのあるプリン頭に思わず日向と声を上げた



研磨の元へ走って行く日向を見送り、清水先輩と荷物を運ぶ



私が離れてる間に清水先輩が絡まれたら大変だからね！



烏｢Aー！ちょっと来い｣



準備を終えた所で烏養コーチに呼ばれた



「なんですか？」



猫｢おぉ！やはり影山Aだったか！｣



「私が何か…？」



猫｢実はうちはマネージャーが居なくてね、もし良かったら今日だけ貸してほしいんだよ｣


知らない人達に混ざるなんてそんなの



「いや…」



猫｢別にもう1人の子でも良いけ｢私がいきます！｣ど…｣



清水先輩を危険にさらす訳にはいかない！







今日1日だけ音駒のマネージャーをやる事になった

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