白鳥沢の元赤羽先生2 (ページ6)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:5,669 hit

忘れがちページ6

ｶﾞﾁｬ

国木田「おかえりな……なにがあったんだ！！Aさん！？！」

『チンピラに喧嘩売られて高く買ってボコってた……太宰が撃たれた現場に行ったけど何もわからなかったよ…久々に楽しかった！！』

茂庭「怖！」

赤葦「そう言えば……元不良って四年前言ってましたね」

え？

『マジ？そんなこと言ったっけ？全く覚えてないわ…最近物忘れ激しくてね…認知症かなーw』

菅原「先生まだ若いのに…」

『あ…菅原と賢治…お前ら帰ってきてたのか』

宮沢「はい！」

五色「太宰さんと白布さんは明日退院できるそうですよ！！よかったですね！！先生！」

『ああ』

岩泉「…先生…あの……」

岩泉Side

太宰さんに前言われたことがある。

太宰《彼女…Aさんの異能は触れた物を無にしてしまうがそれを代償に彼女の過去の記憶が失う……彼女自身はまだ気づいてないみたいだ…ハジメ君…この意味わかるかい？彼女に余り……嫌……絶対に無理をさせるな…これは事務所の先輩命令だ》

太宰さんはカルマさん達とあってる。

俺はまだその時武装探偵社に入ってなかった。

ちなみに過去の記憶が失ってしまうということを知っているのは言われなくても乱歩さんは気づいてるみたいだ。そして赤葦……アイツは感が鋭い…茂庭も薄々気づいていると思う。あとは白布。アイツも赤葦同様感が鋭い。菅原もわかってるんじゃないか？あと…社長。福沢さんも多分知ってるはずだ。五色はまた鈍感だからな…なんというか…犬だ…大型犬…

このことを話したとしてもAさんは言う事を聞かないと思う。

それは四年前のあの夏と同じだ。

先生はあの夏絶対無理をしていた。

それに……

俺はポケットに入っている箱を握りしめた。
『？なんだ…難しい顔して……いつも以上顔が怖いぞ…』

岩泉「なんでもないですよ」

いつか言わなきゃいけない事があるのだから…