白鳥沢の元赤羽先生2 (ページ17)

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『それ関係あるのかよ』

サヤ「あんまりないかも…」

与謝野「それで…どうなったんだい？」

サヤ「はい…」

再婚して相手も暴力的で浮気性だった。

だから2年もたたないうちにお母さんに暴力を振るうようになった。

だから……お母さんも疲れちゃったみたいで…

サヤ「私達に暴力を振るうようになった……義理のお父さんも…暴力を私達に振って……近所の人が泣き声とか毎日酷かったから警察に通報してくれたの…けどね…お父さんが怖かったから……警察も助けてくれなかった…」

『……』

与謝野「最低だね…」

サヤ「それから…義理のお父さんは私達を捨てていなくなった……お母さんは私達をヨコハマの路地裏で…」

今でもおぼえてる…

《アンタ達なんて産まなきゃよかった！！》

って……

それで殴られると思った。

けど……

サヤ「助けてくれた人がいたの…」

《子供を殴るのは良くないと思うぞ》

お母さんの手首を押されてくれた。

それからお母さんはその人を突き飛ばしていなくなった。

それで…

？《もう大丈夫だ…立てるか？》

ホッとして私は大泣きした。

サク(幼)《なんで……助けたんだよ》

サクはその時警戒心丸出しだった。

そりゃあそうだよね…

見ず知らずの大人に助けられたんだから

《助けちゃだめだったのか？》

サク(幼)《そ、そんなんじゃないけど…》

『まさか…』

サヤ「そう…それが織田作との出会いだよ」

なるほどな…って顔してるな

サヤ「それから…お金がないのに幼馴染がいる…もう言わなくてもわかるよね？A」

『ああ……けど…楽園の翼との関連はわからないぞ？』

サヤ「忘れたの？私達中学でヤンチャばっかりしてたでしょ？」

もー！！

サヤ「はぁ…今までで１番強かった野郎共が傘下だったのよ…忘れちゃったの？アンタカルマ庇って大怪我したのよ？」

『……悪い全く覚えてない』

与謝野「なるほどね…」

『サクは？』

サヤ「わからない…私ずっと鎖に繋がれてたのにわかるわけないでしょうが」

『……そうか』

サヤ「……」