白鳥沢の元赤羽先生2 (ページ16)

今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:5,681 hit

金髪双子の過去ページ16

ｶﾞﾁｬ

『あの……聞きたいことって』

なんとなく予想できる。

多分サヤのキズだろう…

与謝野「サヤさんの両腕のキズ特に両腕手首のキズ…これはなんだい？」

ビンゴ…

『……サヤは……サヤ達は本当の親に虐待を受けてた』

与謝野「なんだって？」

『それプラス……中学では裏切り者扱いされて……見えないように腕とかに…に暴力振るわれたり…した…らしい』

与謝野「？らしいって」

『私は……中学で不登校気味だったから…詳しくは知らないんです…カルマ…弟から聞いた話だから…』

与謝野「……」

？「正確にはカルマとお兄ちゃん…私からでしょ？」

ん？

『サヤ！！お前！！』

サヤ「心配かけたみたいね…悪かったわ…与謝野さんもすみません」

与謝野「妾は別にいいさ」

サヤ「でも…」

サヤはカルマを見つめた。

サヤ「カルマにもAにも本当のこと話してない……話すよ…私とお兄ちゃんの過去…」

『……あまり無理はするなよ』

与謝野「妾はじゃあ席を開けるよアンタら二人で話した方がいいだろ？」

サヤ「いや…いてくれたほうがいいですこれから戦う楽園の翼と関連してます」

与謝野「…わかった」

サヤ「……私は…」

サヤSide

サク(幼)「お母…さん？」

サヤ(幼)「お父…さん？」

両親が可笑しいと感じたたのは幼稚園頃お父さんとお母さんは毎日喧嘩をしていたからだ。

なんで喧嘩しているのは当時の私達はわからなかった。

でも今になればわかる……

サヤ「お父さんは浮気してた…だから喧嘩してたんだと思う」

まあ離婚はしたんだけど…

私とお兄ちゃんはお母さんに引き取られた。

お母さんはすぐに再婚した。

今でも覚えてる……

再婚した男の人は滅茶苦茶香水臭かった