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元治元年 七月ーーーー
局長の招集を受けて、幹部たちと千鶴は広間に集まっていた。
全員が集まったのを確認してから近藤さんは口を開いた。
近「会津翻より正式な要請が下った。長州制圧のため、出陣せよとの事だ。」
新「ようやく来たか！」
近「ついに会津藩も、我々の働きをお認めくださったのだ…」
近藤さんは目頭を押さえ、しみじみ頷いた
楓「近藤さん…まだ泣くところじゃ…」
左「それぐらい嬉しかったんだろ？」
楓「まぁ…分かるけどさ…」
平「よっしゃぁ！新選組の晴れ舞台だ！」
拳を突き上げた平助に左之さんはすかさず…
左「おまえは、まだ怪我が治ってないから無理だろ」
平「えぇ！そんなぁ…」
がくりと肩を落とす平助の左隣にいた総司がうっすら笑う。
総「怪我人は大人しく、ここで待機すべきなんじゃないかな？」
南「そういう沖田くんもですよ」
山南さんにそう言われ、総司はあからさまに不機嫌になった
南「不服でしょうが、私もご一緒しますので」
総司と平助は顔を見合わせるとため息をついた
すると近藤さんは、千鶴に声をかけた。
近「君は我々と共に行ってくれるか？」
千「えっ！」
近「戦場に出てくれという訳ではない。伝令や怪我人の手当てなどをお願いしたい。面目ないが、今は人手が足りなくてな」
千鶴は迷いながら土方さんの方を見た。
土「無理にとは言わん。行くか行かないかは自分で決めろ」
それでも迷っている千鶴におれは声をかけた。
楓「邪魔になんてならないよ。むしろ手当てをしてくれる人がいてくれた方が助かる。」
少し考えてから千鶴は覚悟を決めたような顔で
千「私でも、何かのお役に立てるなら…行きます！」
きっぱり言い切る千鶴に、近藤がほっとした表情になる。
平「俺らの分まで頑張ってこいよ！」
千「う、うん頑張るね」
千鶴は拳をあげる真似をして見せた。それを見た山南さんは
南「遊びに行くのでは無いのですから、くれぐれも皆の足を引っぱらないように。」
と、たしなめた。
千「は、はい！」
楓「大丈夫。そんなに緊張しなくてもいいよ」
新「よっしゃぁ！いっちょやってやろうぜ！」
新ぱっつぁんは立ち上がり、隊士たちを鼓舞した。「うおおっ！」といっせいに声をあげた
そんな中、山南さんは1人広間を出ていったのを土方さんはじっと見ていた…
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まゆ - 体に気をつけて、受験頑張って下さい！応援してます^_^小説は、気長に更新待ってます^_^ (2018年8月15日 0時) (
レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
遙(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます！受験生なのであまり多く更新出来ませんが頑張りたいと思っているのでよろしくお願いします！ (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6fd6207928 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです(≧∀≦)ヒロイン、かっこいいですね(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年6月18日 0時) (レス) id: 561c088598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARU x他1人 | 作成日時：2016年5月21日 8時
