１８話 ページ25
Aside
『ん？……あぁ、またか…』
ふわふわする感覚で目を開けるとそこは、何度か見た真っ白な空間だった。
『クプラさ〜ん？ あるふぁきゅんさ〜ん？』
いつもと変わらず静かな空間に自分の声だけが響いた。
だけど、2人はなかなか出てこなかった。いつもならすぐに出てくるのに。
『(少し歩いてみようかな……)』
いつもとは少し違う事に何かあったのではないかと不安を抱いた。
だけど何もない空間。歩いても歩いても同じ所しかない。不安は募るばかりだった。
『あ、あるふぁきゅんさん？ クプラさん？』
少しでも気を紛らわせるために大きな声を出して2人の名前を呼ぶが、自分の歩く音と必死に叫んでいる自分の声しか聞こえない。
『(現実世界へ戻る方法も知らない……。まさかこのままずっと…？)』
恐怖で座り込むと遠くの方から聞きなれた声がした。
あ「Aちゃん！？こっちだよ！ 大丈夫？ 」
後ろを振り返ると全力で手を振っているあるふぁきゅんさんと、クプラさんが立っていた。
『２人共！！ 』
嬉しさと安心で勢いよく立つと何かを踏み、滑ってしまった。
『痛っ……』
どうやら踏んだのは１枚の紙だった。裏返しになっていたみたいだから気づかなかったのだろう。
やっぱりその場に落ちている物は気になってしまうのが人間だ。
私は紙を拾い見てみると、さっきまでの安心感もどこかへいったぐらいの後悔に襲われた。
『''清水Aは合宿でAの母と会う。その報告をあるふぁきゅん。クプラ。2人に任せた。''？』
なに…これ……？お母さんと会うって？
頭がこんがらがっている時、あるふぁきゅんさんとクプラさんがやって来た。
あ「も〜！ どうしたの？Aちゃ…ん……。何で……それ…」
ク「どうした……の…」
2人は私の手元を見ると顔を真っ青にした。
『ねぇ……どういう事……』
私は……また辛い思いをしなきゃいけないの……？
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トゲトゲクプラ(プロフ) - 端末が変わり、こちらの作品では更新が出来なくなりました！なので、また同じ作品名、内容で作り直しましたので、これからはそちらを見てください！すみません！ (2016年9月15日 14時) (
レス) id: 5cda104918 (このIDを非表示/違反報告)
由華理 - 大分前にコメントした由華理です！更新頑張ってください！これからも楽しみにしています！ (2016年8月25日 7時) (レス) id: 06d67bc150 (このIDを非表示/違反報告)
Ageha - 更新頑張ってください！めっっっっっっっっちゃ楽しみにしてるんで！ (2016年8月17日 19時) (レス) id: 82dcd6e2c2 (このIDを非表示/違反報告)
トゲトゲクプラ(プロフ) - 蛇巴さん» そうなんですか！？ちょっとやってきます！！(`･ ω･´)ゞﾋﾞｼｯ!! (2016年8月11日 7時) (レス) id: 57ff710e95 (このIDを非表示/違反報告)
蛇巴(プロフ) - 端末が変わっても同じアカウントでログインすれば大丈夫だと思いますよ！ (2016年8月11日 0時) (レス) id: 8a75e37b2a (このIDを非表示/違反報告)
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