青学の柱は2人のスーパールーキーだったPart4【テニスの王子様】 (ページ8)

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第123話ページ8

ﾋｭｯ……ﾄﾞｯ …

『あの2人まだやってる！？』

そう、この雨の中越前と不二は試合を止めていなかった

ﾊﾞｼｬｯ……ｽﾊﾟｧﾝｯ…

「この雨の中、何考えてんだか…」

大石「決着をつけるつもりだ」

越前「まさか逃げないよね？」

不二「この程度の前ならまだ出来るよ」

ポーン…ポーン……

不二「(右手に持ち替えたーーーツイストサーブだね)」

桃城「へへ」

審判「30-40」

越前がトスを上げた瞬間…

竜崎「こら～～っいつまでやっとんじゃ！！バカモンが！！」

不二「！？」

越前「う;;」

竜崎「お前達勘違いしておるぞ、これは練習じゃ。そんなにやりたきゃ同じ部内、いつだって出来るじゃろ」

不/越「「…………」」

竜崎「本番は明日の都大会後半戦じゃ」

不二「残念だけど……この勝負はおあずけだね」

越前「…ズルいっすよ、自分が3-4で勝ってるからって、これからなのに…」

竜崎「うるさい！つべこべ言わずあがらんか！！」

越前「いでででで…」

竜崎は越前の両頬をつねった←

不二「ｸｽｯ…(どんなに突き放しても、あっという間に追いついてくる…こんなスリル感滅多に味わえないよ)」

その後、越前も室内へと入っていった

雨の中、手塚と不二だけが外に残っていた

不二「ねぇ手塚…越前と試合した時キミもこうだった？」

手塚「知ってたのか？」

不二「うん！なんとなく。ゆずも知ってるんだろ？」

手塚「あぁ…」

.

室内へ入ってきた越前に、ゆずはタオルを被せた

「お疲れ、リョーマ」ﾊﾞｻｯ

越前「うぉ！？…サンキュ」

「うん笑なかなかいい試合だったね」

越前「ちぇ、あと少しだったのに…リードされてたけど追い返す予定だったのに…」

「ﾌﾌｯ今度におあずけだね笑」

越前「………？」

越前はゆずが一回りちかく大きいジャージを着ていることに気付いた

越前「ねぇ、それ誰のジャージ？」

「ん？これ？海堂先輩の！雨降ってきたから貸してくれたの」

越前「ふーん…海堂先輩…ね」

「？どーしたの？」

越前「別に…(一言いってくれれば俺が貸したのに…海堂先輩に先越された…)」←