青学の柱は2人のスーパールーキーだったPart4【テニスの王子様】 (ページ36)

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第151話ページ36

乾「左の確率100パーセント…」

「隙がないなぁ乾先輩…けど……(ここでやられ続ける部長じゃないと思うなぁ…)」

ゆずは手塚を見ながらそう思った

乾「手塚、データは嘘をつかないよ」

.

.

乾「ハズレ」

審判「ゲーム乾先輩、ゲームカウント4-3！！」

河村「レギュラー落ちして、みんなのコーチ役にまわって、練習してる姿あんま見なかったけど…」

大石「影でそんな努力していたなんて…」

竜崎「……それだけ、誰かに負けたのが悔しかったんだろう」

「……ﾁﾗｯ」

ゆずと竜崎先生はある2人に視線を向けた

乾「手塚……ドロップを打つ際、ラケットヘッドが3.2㍉下がる……

3.2㍉だ」

(細かっ！！なぜそんなのが分かる！？しかも二回言った！！！←)

ツッコミの絶えない夢主である←

「うるさいよ！？」……ﾊｲ

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努力と執念は時として技術をも上回る

乾はどんどん点数を稼いでいった

誰もが手塚が負けてしまうかも……と頭を遮ってしまうほどの試合であった

が、しかし……

審判「デュース！！」

「………………え？」

誰もがその時、唖然とした

乾(手塚……今のはいったい)

手塚「さぁ、乾。試合は終わっていない、続けるぞ」

.

「い、ま……まさか……」

ゆずはもちろん、その場にいた全員、手塚のしたことに驚いていた

ﾊﾟｧﾝ……

手塚のサーブから始まった

みなが、驚いた理由を理解していない大石は

大石「なるほど、さっきまでの手塚は本気じゃなかったのか……肉体を鍛え上げた乾でも反応できない球を打たれれば、勝機はない…さすが手塚だ！」

こう、解釈した

河村「違うんだ大石、よく見てみろ」

大石「……！！あ、あれは！？」

手塚の変化に気づいた大石は驚きの声を上げた

井上「とんでもない……彼は中学生レベルを完全に超えている」

「あの場所から……

.

.

一歩たりとも動いてないなんて…」