青学の柱は2人のスーパールーキーだったPart4【テニスの王子様】 (ページ35)

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第150話ページ35

審判「ゲームカウント1-1！！」

水野「手塚部長と互角に戦ってるよ…」

堀尾「す、すげぇ！乾先輩！！」

「……………」

.

ﾄﾞｼｭ…ﾄﾞｯ……

乾「右に打つ確率78％」

ﾄﾝ…

「うまい、ロブだ！！」

が、しかし

乾(いける！！)

ﾄﾞｯ…

「届いた！？」

手塚(なるほど…今までの乾にはない、跳躍力とパワーを感じる)

ﾄﾝ…

『あ、あれは、手塚部長の伝家ほ宝刀…』

「ドロップショット…」

竜崎「普段のショットと同じフォームから繰り出されるから、あれを予測するのはちょっと難しい…気づいてからではもう…………」

乾「ドロップショットの確率92%」

「さすが、乾先輩…予測してたか笑」

手塚(そしてダッシュ力か……)

審判「ゲーム乾先輩！！」

おおおぉ、と観客たちから歓声の声が聞こえる

乾「眉一つ動かさないとは、流石だな手塚」

手塚「データを磨き続けていただけでなく、もう一つ磨いていたものがあった様だな…乾」

乾「…ちょっと上へ登ってみたくなってね」

「ﾌﾌｯ…」

海堂「俺の作った練習メニューの2倍以上やってやがった」

「2倍！？うぇ～～…」

乾「海堂……正確には2.25倍だよ」

「それでも怖いわ！！！海堂先輩だけでもすごい練習量なのに……(人間なのかな…←)」

.

.

井上「なるほど！自らをも鍛えていたんですね」

竜崎「そうじゃ、今までの乾はデータが予測出来ても、そこに追いつき返球できるだけのダッシュ力やパワーが不足気味だった」

「流石ですね～乾先輩」

竜崎「まっ、わしとしてはお前さんの練習量も計り知れないがね」

「……なんのことかわかりませんが？」

竜崎「とぼけるのは惜しぃよ笑
まぁ、何にせよ、乾のデータテニスも進化しておる！！はっきり言って強いぞ…」

「いいなぁ、手塚部長。私も試合したい」

竜崎「お前さんはこの後じゃろ」

「……はーい」

.

.

審判「ゲームカウント3-3！」

『すげぇ、校内ランキング戦であの手塚部長から3ゲームも獲ったやつらいたか？』

周りは驚きで包まれていた

不二「やるじゃん、乾」

越前「ふーん」

竜崎(奴は決して努力を怠らなかった)