青学の柱は2人のスーパールーキーだったPart4【テニスの王子様】 (ページ4)

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第119話ページ4

手塚「15-0！！(相手の力を利用した不二のカウンターテニス。相手の力が強ければ強いほど、その威力が際立つ。あれは『三種の返し球(トリプルカウンター)』の一つ…《羆落とし》)」

乾「不二があの技を出すとわね…それだけ本気って事か。体の遠心力を使ってパワーをコントロールし、スマッシュの力を吸収して無効化する。そして、前に出てきて対応出来ない真後ろに落とす」

「へぇ……カッコイイ技ですね(…こう、かな？)」

ゆずは羆落としのフォームを真似した

「……なんかフォームはカッコ悪い」←

堀尾「スゲェ、あの一瞬でそんな事を…そんな神業普通じゃ出来ないッスよ！！」

そう、

"だから不二は天才なのだ"

.

不二「(ドライブB…予想以上に凄い。これといった攻略法が見つからない、キミの体力が持久走の後で消耗していたから返せたけど…)」

越前「……何見てんッスか？」

不二「別に」

試合が再開した

荒井「もう使えねぇだろーな、スマッシュ」

林「え？どうしてよ」

荒井「越前は100%決め球のスマッシュをあんな形で返されたんだぜ」

「それはどうですかね、荒井先輩…」

荒井「は？」

『いったーーーーっスマッシュ！！』

不二「ふっ！！」

ﾄﾝｯ…ﾄﾝﾄﾝ……

越前「ふーん…スマッシュを完全無効化できるんだ」

先輩2「よ、よけいヤル気出してるよ…」

先輩1「さすが越前…」

桃城「ｸｯｸｯｸｯ、あいつがショック受けるタマかよ」

菊丸「うんにゃ」

「むしろ、逆ですね笑
あれはワクワクして破る気満々の顔ですね」

不二「(いいよ…じゃあ破ってみる？)」

ｽﾊﾟｧﾝｯ……

不二「(そろそろ行くよ)」

ﾄﾝｯ…

不二はロブを上げた

「(不二先輩からの挑戦状だね)」

ﾄﾞｼュ……ｷﾞｭｰﾙﾙﾙﾙ…

越前が打ったのは不動峰戦でみせたツイスト回転スマッシュを打った

「考えたね、リョーマ」

しかし、不二はそれも羆落としで返した

越前「ﾊｧ、ﾊｧ…絶対に破ってやる」