僕の幸せ。【sexyzone×green】

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健人side


健人「…松島…。」


シャツの袖で涙を拭って、松島を見つめた。


健人「辛かっただろ…苦しかったな…でも…俺なんかに、話してくれてありがとな。」


そういって、呆然としている松島を抱きしめた。


聡「…ｸﾞｽﾞｯ…」


顔は見えないけど、泣いてることだけはすぐに分かった。さっきまでの笑顔で明るい松島は、もういない。


我慢してたんだね。本当は誰よりも繊細で、ビビリなくせに。でもお前は、誰よりも優しすぎるから…。


俺にもたれかかって泣きじゃくる松島は、俺が力を入れて抱きしめたら壊れてしまいそうなくらいか弱くて…でも愛おしかった。コイツは俺が守ってやらなきゃ…そう思った。


・


・


・


聡「…ﾋｯｸ…ﾋｯｸ…」


健人「…大丈夫？」


しばらくして、だいぶ落ち着いた松島の背中を擦りながら問いかけた。


聡「…ん…ごめん…カッコ悪いとこみせちゃったね(笑)」


申し訳なさそうに、恥ずかしそうにしている。でもその顔はもう、いつもの松島だ。


健人「バーカ。俺はお前の兄ちゃんなんだから、甘えてこいよ。俺はさ…嬉しかったよ、頼ってくれて。」


そう言って、松島の頭を撫でた。

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