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四月馬鹿はどっちだか ページ9
伏→五
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三月はあっという間に終わり、四月に突入した。少しずつ暖かい日が多くなってきたこの頃。四月の初め、一日といえば思い浮かべるものは一つ。
そう、今日はエイプリルフールだ。
Aはこの日を楽しみにしていた。子どもっぽいなんて言われるがそれはいつもの事だ。さてどんな嘘を吐こうか、なんて口角を上げながら考えていた。悠仁は直ぐに騙されそうだなとか、硝子には見抜かれちゃうだろうなとか。
考えながら高専の廊下を歩いていると、見慣れたツンツン頭が視界に入った。
丁度いい、と恵に手を挙げると、何ですかと素っ気なく言われる。
「あのさ、恵に話があるんだけど」
「何ですか、改まって」
「実はさ、私……
恵のこと好きなんだよね」
一秒、二秒、三秒。
二人の間に何も無い時間が流れる。あれ、何か思ってた反応と違うな？と不審に思いながらもネタばらしをしようと口を開いた時だった。
「俺もです」
「……………………………………へぁ？」
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ただのバカです - 作品読ませて頂きました！こ、更新ってもうされませんか？俺この話結構好きで。リクエスト募集してたらなんですけど、禪院直哉くんお願いしていいですかね？直哉くんデレデレでもええですよ！読んでくれてるか分かりませんが続き楽しみに待ってます。 (2022年10月27日 20時) (
レス) id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー | 作成日時：2021年3月15日 12時
