この世界が終わるとき、あなたたちに伝えたい。ありがとう。そしてごめんね。

5・幸せな日常2(男) ページ6

私はクロに近づいてアイスを突きつけた。

A「新しいの。準備。」

クロ「え〜何〜？意識でもしちゃってるの？？」

A「…違う。馬鹿か。」

クロ「してんじゃねーか！！」

A「◯すよ？◯されたいの？」

クロ「…。すいませんでした。何味がよろしいでし

ょうか？」

A「ん〜オレンジのアイスかなぁ〜。」

クロ「…失礼ながら、チョコがおすすめなのです

g…」

A「オレンジ。早く。行け。」

私が、顎で冷蔵庫をさす。

クロ「くっ…！かしこまり…ました…！」

ミケがテケテケと私のところへやってくる。

ミケ「もっとやればよかったのに。」

A「別にいいよ。男同士だし。」

ミケ「ふぅ〜ん。」

クロがアイスを持ってきてくれた。

A「ん。ありがとう。」

そういうと、クロは顔を輝かせた。

クロ「…！！A〜！！」

クロは私に抱きつきに来ようとしたが…

A「調子にのるなっ！！！！」

【バシィンッ！！】

クロ「いってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！」





この時は気づかなかった。






幸せに終わりが近づいていることに。

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