過去編�� ページ12
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「…き、…つき、樹！」
『ん…』
目を開ければ北人さんが心配そうにこちらを見ていた。
他のメンバーは車を降り始めていて、どうやらもうスタジオに着いたみたいだ。
『…すいません』
慌てて準備して北人さんに続いて降りてスタジオに向かう途中だった。
「…あ、やば！」
「…え、」
壱馬さんが走ってきた女の人にぶつかった。
「す、すみません本当に！」
その声は懐かしい声だった。
『…え、A？』
俺の小さな呟きに気づいたのは北人さんだけで、他の人はこの状況に焦っていた。
この状況が何となく気まずく感じ、北人さんの後ろにそっと隠れた。
A「…あれ？皆さんってTHE RAMPAGEさんですよね？」
壱馬「はい、ご存知ですか？」
A「知ってるも何も私皆さんのファンなんですよ！」
笑顔で壱馬さんや近くにいる他のメンバーにほらって言いながら写真を見せる姿はあの時とあまり変わっていなかった。
A「…皆さんで撮影ですか？」
壱馬「はい、Aさんも？」
A「本当ですか！……16人全員揃ってるって訳では無いんですね… 」
少しキョロキョロした素振りを見せたあと、少し残念そうな顔をした。
RIKU「…え？全員い…」
「A！何してんの!?」
RIKUさんが言いかけたその時、向こうから走ってきた女の人に掻き消された。
「あ、こちらは私のマネージャーのよきちゃんです！夜に姫で…」
夜姫「…どうも…ってあんたもう移動だから急いで！」
A「うん！じゃあ私はこれで…皆さんも撮影頑張ってください！」
一礼した後小走りで去っていくその背中を見つめた。
北人「……何で今隠れたの？」
『…なんとなく』
北人「…バカじゃないの!?今Aちゃんに気づいてもらえるチャンスだったのに！しかもAちゃん樹のこと探してそうな雰囲気だったじゃん！」
『…約束があるので……その、まだ会う訳にはいかないんです』
北人「はぁ？」
壱馬「…まあ、ええんちゃう？樹も樹で何か考えあるみたいやし」
まだAとの約束を叶えてないから。もう少しだけ待ってて。
なんて願いが届くことを祈るしかなかった。
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Meteor(プロフ) - ざりさん» 久しぶりの更新となりましたが皆様如何お過ごしでしょうか？私情でなかなか更新できませんでしたがこれからは更新頻度を上げて更新していきたいと思います。気づけば150人もの方々にお気に入り登録して頂きありがとうございます。これからも是非よろしくお願い致します (2月16日 19時) (
レス) id: 5c14081a6c (このIDを非表示/違反報告)
ざり - 更新たのしみにしてます！！！ (12月2日 16時) (レス) @page15 id: c4ad5d1c89 (このIDを非表示/違反報告)
Meteor(プロフ) - こんにちは、作者のMeteorです。しばらく更新できずにいて申し訳ないです。私の処女作にも関わらずひと月で約60人もの方にお気に入り登録をして頂けて光栄です。またゆっくりにはなるかと思いますが更新していきますのでよろしくお願い致します (7月21日 18時) (レス) id: 5c14081a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meteor | 作成日時：2023年4月2日 17時
