ピンクハートとグリーンダイヤのあいつら 2013年 ページ24
エンターがヴァグラスのデータを使い、バスコ・タ・ジョロキアを復活させてから、一年が過ぎていた。
「違う・・・コレはバスコじゃない」
隣にいるバスコを殴るといとも簡単に消えた。
「ぐぁっ・・・」
突如、電流が全身を駆け巡る様な痛みに襲われたAは、その場に膝をついた。
「くっ・・・」
しばらく耐えていると、痛みは徐々に治った。
「あーら!どうしたの?そんなところに座り込んで!」
「駄目ですよ!キャンデリラ様!人間なんかに話しかけちゃ!今回の目的を忘れたんですか?」
「あら、ラッキューロ。そんなことないわよ!」
「お前ら、デーボスか・・・?」
少しだけ、キャンデリラの方へ首を回して言った。
「なぜ、お前はそんなことを知ってる!」
「簡単だ。お前らのところに『13』のメサイアカードがあるだろ。そこに連れて行け」
「連れてって言われましてもねえ・・・キャンデリラ様」
「いいわよ!連れってってあげる!その代わり、キープスマイリングよ!」
Aは、ぎこちないながらも笑った。
「あなた、もっと笑ったら?笑顔の方が可愛いわよ」
「確かに!」
Aは、そう話すキャンデリラとラッキューロを見ていて、心がむず痒い様な気分になってた。
「じゃあ、デーボス様のところへ戻りましょうか!」
キャンデリラとラッキューロに手を引かれ、Aは氷結城へ向かった。
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横峯俊(プロフ) - ゆうみんさん» コメントありがとうございます!5月から続きのお話を更新していこうと思っています思っています!これからも応援よろしくお願いします (2017年4月20日 16時) (レス) id: ae2e1d834b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - えええええどゆうこと船からおりた彼女ちゃん次回楽しみです (2017年4月20日 8時) (レス) id: 2b36d5a049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:横峯俊 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shun0911
作成日時:2017年4月4日 9時