脱走とナビィの役割 ページ13
ナビィは身動きが取れないまま、床に転がっていた。
バスコは手に入れていた5つの大いなる力、サンバルカン、チェンジマン、フラッシュマン、マスクマン、ファイブマン、それぞれの力を、レンジャーキーに注ぎ入れた。
「お次はナビィちゃんを…」
そう言って振り返ったバスコだが、ナビィが消えていた。
ナビィは床に刺さっていたナイフを使い、縄を切って、脱出したようだ。
「ったく、面倒かけやがって」
バスコはコントロールパネルを操作し、ガレオンのシャッターをすべて閉じた。
そして、ラッパラッターにゴーカイジャーのキーを挿し吹いた。
5つの黄金の光が飛び出すと、ゴーカイジャー5人とゴーカイシルバーの姿になった。
バスコはラッパラッターを使い、手にしたレンジャーキーをマリオネットのように使える。
「ナビィちゃんを捜して、ここに連れ戻す。オーケー？」
人形と化しているゴーカイジャーは、こくりとうなずいた。
「がんばってね〜♪」
と、余裕で見送った。
ゴーカイレッドに捕獲され、ナビィはバスコの前へ連れていかれた。
「ナビィちゃん、追いかけっこは楽しかった？」
バスコは笑った。
「そんなわけないだろ！いくら捕まったって、何回でも逃げてやる！」
レッドの手の中で、そう強がる。
バスコはローストチキンでも持つようにしてナビィの脚をつかみ、逆さ釣りにして言った。
「そんなわけには、いかないよ♪ナビィちゃんには、大事な、大事な、役割があるからねえ♪何のエネルギーの供給もなく動き続ける永久機関。宇宙の物理エネルギーを無視した、イレギュラーな存在。ナビィちゃん、キミが宇宙最大のお宝への扉なんだよ」
「何ですと〜〜！！」
ナビィ本人も知らなかった事実が判明した。
そんなやり取りをしている間に、レッド以外のゴーカイジャーも帰還し、一列に並んで、指示を待つ。
「おまえらは、もういいよ。宝箱にもどりな」
その時、ゴーカイジャー達は銃を手にした。
「おまえら、まさか！」
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横峯俊(プロフ) - ゆうみんさん» コメントありがとうございます！5月から続きのお話を更新していこうと思っています思っています！これからも応援よろしくお願いします (2017年4月20日 16時) (
レス) id: ae2e1d834b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - えええええどゆうこと船からおりた彼女ちゃん次回楽しみです (2017年4月20日 8時) (レス) id: 2b36d5a049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：横峯俊 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shun0911
作成日時：2017年4月4日 9時
